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これだけ英文法

 
Presented by 「Mr.Evineシリーズ」
入門・初級者向け英文法書籍「Mr.Evineシリーズ」でおなじみのMr.Evineさんが、「初心者が理解しておくべき文法項目30」を選別し、解説を例文付きで紹介します。 毎日1つずつ文法項目を学んでいくことで、英文法の「苦手意識」を克服しましょう。確認クイズにもチャレンジ!
LESSON 26
受動態の表現
能動態 vs 受動態
受け身(受動態)の表現は、「be動詞+動詞の過去分詞形」の形で「…(さ)れる」を表します。まずは普通の英文(能動態)と比較してください。

能動態 「タロウはリサにキスをしました」 Taro kissed 目的語Risa.
受動態 「リサはタロウにキスをされました」主語(←目的語)Risa was kissed by Taro.


能動態の目的語(Risa)を主語にし、動詞として「be動詞+動詞の過去分詞形」の形を用いたものが受動態です。また必要に応じて「…によって」と、前置詞by行為者(Taro)が示されます。


能動態は行為を行う側(Taro)を話の中心にして「~は…する」という意味の表現ですが、受動態では行為を受ける側(Risa)を話の中心にして「…(さ)れる、られる」という意味の表現になっています。ポイントは、話し手が同じ事実を異なる意識で表現していることです。つまり、能動態では「誰が何をするのか」を明確にする一方で、受動態では動作を受ける側を主語にして「誰が何をされたか」という行為の影響や結果を重視した表現になります。英文の主役は主語ですから、能動態から受動態に言い換えることで主語が入れ替わり、話題の中心が変化するのです。


受動態の用例
行為の影響や結果をクローズアップする効果のある受動態は、例えばニュースなどの被害状況を示す場面でもよく用いられます。

「多くの人たちがその戦争で殺されました」 Many people were killed in the war.

また行為者が一般的な人々である場合、代名詞であったり、不明である場合は、行為者を省略するのが一般的です。

「私の携帯電話が盗まれました」 My cellular phone was stolen. ※盗んだ犯人は不明。


受動態の注意点
目的語を主語にしたものが受動態ですから、当然、目的語がない英文、つまり自動詞を用いた英文は受動態にはできません。※他動詞のみが目的語を取ります。

「そのイベントは、昨日行われました」
(○)The event took place yesterday.
(×)The event was taken place yesterday.

※take place「行われる」は自動詞の表現です。


今日のクイズ
受動態の使い方を押さえましょう!
次の日本語を示す英文として、正しいものを1つ記号で選びましょう。
「2人の子どもがその火事で亡くなりました」
(a) Two children were died in the fire.
(b) The fire was killed two children.
(c) Two children died in the fire.

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