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これだけ英文法

 
Presented by 「Mr.Evineシリーズ」
入門・初級者向け英文法書籍「Mr.Evineシリーズ」でおなじみのMr.Evineさんが、「初心者が理解しておくべき文法項目30」を選別し、解説を例文付きで紹介します。 毎日1つずつ文法項目を学んでいくことで、英文法の「苦手意識」を克服しましょう。確認クイズにもチャレンジ!
LESSON 27
現在完了形(1)完了・結果
過去の文と現在完了形
現在完了形は、「have[has]+過去分詞」の形で、完了・結果「…しました」「…してしまった」などの意味を表します。次の日本語を英語で言い換える場合、2パターンあります。

「私はチケットをなくしました」
(a) I lost my ticket.(過去の文)
(b) I have lost my ticket.(現在完了形)


過去の文は「過去」、現在完了形は「現在」について述べる表現です。ここを押さえた上で、意識したいのがそれぞれの形が持つニュアンスです。簡単に整理しておきましょう。

過去の文 過去の習慣や状態、過去の出来事を表す
現在完了形 過去のある時点から現在までに完了したこと、その結果を示す


過去の文(a)は「なくした」という単なる過去の出来事を表現したにすぎませんが、現在完了形の英文(b)は気持ちが現在にありますから、なくしたことによって話し手が現在どう感じているのか、どんな結果が生じているのかに焦点が当てられています。

例えば、現在完了形を用いた英文(b)は次のように言い換えることができます。
I have lost my ticket.
⇔I lost my ticket, and I don’t have it now.(チケットをなくして、今は手元にありません)

現在完了形とは


現在完了形には、過去と現在、二重の感覚があることを押さえてください。過去の文にはこのような現在の含みは一切ありません。また、現在完了形では、「過去の一時点」であるyesterdayのような副詞を用いることはできません。


「ちょうど夕食を食べたところです」 I have just eaten dinner.(完了)
「そのバスはすでに出発してしまいました」 The bushas already left.(結果)


現在完了形の回想ニュアンス
現在完了形「have[has]+過去分詞」には完了・結果、経験、継続の3つの用法があります。この用法をうまく整理するには現在完了形のニュアンスを覚えておくと便利でしょう。注目したいのは、現在完了形の「回想」ニュアンスです。

現在の視点から過去を回想するのが現在完了形で、過去を振り返るニュアンスから、現在までに経験したことや継続していることが表現できるのです。さらにすでに完了したことや、その結果、現在はどのような状況になっているのかといった完了・結果用法も表現できます。1つのニュアンスの解釈の仕方を少し変えるだけで、3つの応用ができます。

完了・結果 「息子が彼女の花瓶を割ってしまいました」
My son has broken her vase.
経験 「僕は以前にこの映画を見たことがあります」
I have watched this movie before.
継続 「彼は5日間ずっと沖縄にいます」
He has been in Okinawa for five days.


今日のクイズ
過去の文と現在完了形の違いを確認しよう!
次の英文のうち、文法的に誤りのあるものを1つ記号で選びましょう。
(a) I have finished the project yesterday.
(b) I saw her this morning.
(c) I have left home.

解答と解説はコチラ
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