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苦手なりの受験英語

 

マウスバード先生の新連載「とりま英文法」をアルクのサイト「GOTCHA!」で開始しました。こちらもぜひご覧ください!

英語が嫌いだけど受験英語は避けて通れない、という方に、英語好きな人と英語が苦手な自分との違いを知り尽くしたマウスバード先生が苦手なりにも受験英語をクリアする方法を教えてくれます。『オンライン文法講座』も実施中!
【マウスバード先生プロフィール】
早稲田大学卒。中高では英語は赤点ばかりの超オチコボレであったが、浪人時代に苦手なりにも受験英語をクリアーする方法に目覚める。未だに英語が嫌いなため、英語が嫌いで苦手な人に教えるのが好き。現在「本気で嫌いな英語を何とかする方法」というサイトを軸に受験英語を教えている。英語学習SNS「Q-Eng」のプロジェクトマネージャーとしても活躍中。

2016年7月11日

苦手なりの受験英語:アルク最終回

足掛け12年間ありがとうございました



 前から仄めかして来ましたが、今回を持ちまして「苦手なりの受験英語」が終了いたします。第1回連載が2005年6月16日ですから、足掛け12年の連載でした。



 先んじてコミケのお知らせを1つ。この夏のコミケのブースは取れました。サークル「マウスバード」は3日目・2016年8月14日(日)東-フ01b に配置されています。新刊は「マンガで覚える英文法・改 第9巻 助動詞編」です。オタクバージョンで例文は「おそ松さん」です。



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 では改めまして、シメの言葉を。



 アルク様は語学学習出版社であるのに、よくこんな酷い内容の連載を許してくれたものです(大変感謝しております)。足掛け12年の連載内容は私の英語に対する憎悪と悪口で充満しています。もしあなたが(最終回にもかかわらず)ここを初めて読む人ならば、どこでも良いので過去ログを御覧ください。私の英語に対する恨みと怨念が多く書かれていることが分かるはずです。個人的には、2012年度のセンター試験にその怒りをぶつけたこの回がお気に入りです。私がどれだけ英語が嫌いで、憎み、恨み、妬み、憎悪してきたかがわかると思います。



 ただ、そんな英語嫌いでも、英語を学習すること自体は可能です。もちろん、英語が嫌いだからそもそも英語を勉強したがらない。エンジンが掛からない。かかったとしてもすぐ止まる。それは英語が苦手な人なら当たり前の話。このブログはそんな人でも英語学習がしやすく、かつ成績が伸びるヒントを掲載したつもりです。



 第1回目の連載を御覧ください。↓そこにはこう書いてあります。



> 肝心なことは

> ・「英語が嫌いな人向け」「英語が好きな人向け」

> ということです。



 世間でよく言われるような勉強法は、英語が好きな人向けなのです。このブログはそういう英語が好きな人向けの情報をバッサリ否定してきました。このブログでは、そうではなく「英語が嫌いな人ならば、こうするべきだ」という情報を載せてきました。このブログは今後もこのまま残して下さるそうなので、折にふれて読み直していただけると嬉しいです。



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 それにしても、まだまだ書き足りないですなー。英語に対する嫌悪・怨念・恨みつらみ、卑下、憎悪を私はまだまだ全然吐き出せていない! アルク様の連載は今回で終わりますが、Q-Engで続きを書きます。英語が嫌いな人が喜ぶような内容を今後も書き続けます。引き続き毎週月曜日の更新予定です。



 Q-Eng での続きはこちらです。



では皆様、足掛け12年ありがとうございました。Q-Engでお会いしましょう! さらば!



(↓目次はこちら)

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2016年7月 4日

名詞節・形容詞節・副詞節(6)

今回は確認問題です。やってみてください。


問題:次の英文の下線部が、「名詞節・形容詞節・副詞節」のどれになるか答えなさい。


1 I know when he will come here.
2 I know the time when he will come here.
3 I will be very happy when he comes here.


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答えましたか? それでは解答・解説!


問題
1 I know when he will come here.


正解
 名詞節


解説
 know目的語は何か→ when he will come here のまるごと。
 目的語[when he will come here]は名詞の役割を果すものしかなれない。
 したがって⇒名詞
(訳例:私は彼がいつここに来るかを知っている)


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2 I know the time when he will come here.


正解
 形容詞節


解説
 know の目的語は何か→ the time。この結果 when he will come here は名詞節ではないことが判明する。
 次に when he will come here が the time を修飾しているかどうか確認する
 [when he will come here][the time]
 [彼がここに来る来るだろう][時間] … 問題ない。
  [when he will come here] は time という名詞を修飾している
   名詞を修飾するのは「形容詞の役割」である
 ⇒したがって⇒形容詞
(訳例:私は彼がここに来る時間を知っている)


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3 I will be very happy when he comes here.


正解
 副詞節


解説
 まず be は自動詞で目的語が関係ない。補語が必要。で補語は happy として存在している。
 beに 必要な補語が文に存在することが分かった段階で when he comes here は名詞節ではないことが判明する。<補語が存在してなかったら 逆にこの節が名詞節と考えられられる)
 名詞節の可能性がなくなった段階で、
 次に when he comes here が happy を修飾しているかどうか確認する
  happyは形容詞。
  when he comes here名詞を修飾するなら「形容詞節」と言える。が happy形容詞名詞ではないからこの段階で when he comes here は形容詞節でもないと言える。
 したがって、⇒副詞節
 ちなみに、 when he comes here は [I will be very happy] という文全体を修飾している。
(訳例:彼がここに来る時、私はとてもうれしいだろう)


なお、最後の
3 I will be very happy when he comes here.
 この英文だけ will がついていない明らかに未来の話であろう。でも will がついていない
 誤文か? いや違う。実はこの場合、未来の話であっても will を入れてはいけない


 何故か分かるだろうか?


実は
 「時・条件を表す副詞節は未来のことでも現在時制で書く」というルールが存在するからである。
これは大変重要なルールである。
 該当部は when S + V ~ という節である。when があることからこれは[を表す節]であることが分かるだろう
 そしてこれは、今確認したとおり、副詞節である。


したがって
  I will be very happy when he comes here.
 ? I will be very happy when he will come here.
となる。


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最後の
3 I will be very happy when he comes here.
 この英文だけ will がついていない。明らかに未来の話であろう。でも will がついていない。
 理由は「時・条件を表す副詞節は未来のことでも現在時制で書く」というルールが存在するから。


  ↑これは想像以上に超大事なルールです。このルールを説明したいがために、今回「名詞節・形容詞節・副詞節」を詳しく説明したのです。
 この場合の when he comes here は「副詞節」である、と、たちどころに認識できるようになって下さい


今回は以上でした。いかがだったでしょうか?


この続きは来週の月曜日です。金曜日に文法放送は有りますが、6月からはアルクからの告知はありません。
 最新情報はここをクリックして参照して下さい。


来週は1回雑談入れます。そしてまさにその来週更新(2016年7月11日(月))の雑談で、アルクでの「苦手なりの受験英語」は最終回を迎えます。


(↓目次はこちら)
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2016年6月27日

名詞節・形容詞節・副詞節(5)

今回は


<なぜなら彼に会ったことがあるので私はその少年を知っている>
3 I know the boy because I have met him before.←この英文の場合
・I know the boy
because I have met him before.(←この節を副詞節と呼ぶ)


  ↑これについて、つまり「副詞節」についてのみ取り上げます。


3 I know the boy because I have met him before.←この英文の場合
・I know the boy
because I have met him before. ←なぜの節を副詞節と呼ぶのか…これを説明します。


前々回 know についてやりましたね。know は目的語が必要な他動詞でした。


今回の英文を見てみましょう。
I know the boy because I have met him before.
 ↑この know の目的語はなんでしょうか? 
  今回は前回と同じ。なんのことはない 、目的語は the boy です。
  今回は前々回のように「目的語が節(主語と動詞があるかたまり)ではない」のです。


 I know the boy (私はその少年を知っている)
  文全体で言いたいのはほぼ↑これだけです。


この英文は前回とやや似た感じで
 because I have met him beforeがついています。
    ↑この部分の役割について考えましょう。


前回と似ているので前回と同じかどうか確かめましょう
この部分(because I have met him before)は実は手前の the boy修飾<しているでしょうか?


  [because I have met him before] [boy]
  [私は以前彼に会ったので][少年]
 という感じになります。この場合、boy を修飾していると言えるでしょうか?


 そもそも him(彼)と the boy(少年)が重複してしまっています。「彼」が「少年」を修飾するのはおかしいでしょう。(同一人物なのですから)
 さらに「because(なぜなら~なので)」が余計。


 それでももしも無理やり boy(少年)に修飾させれば
 ⇒「なぜなら私は以前彼に会ったので少年」
    ↑こんな意味になってしまいます。これはおかしい


したがって、
I know the boy because I have met him before.
     この英文の↑ここの節は 手前の 名詞boy修飾していない、ということになります。


ここまでで、
 前回のように 節が「名詞修飾」していない。したがって⇒「形容詞節ではない
 前々回のように節が「名詞の役割」をしていない。したがって⇒「名詞節ではない
と認識していただきたいのです。


ここまでよろしいでしょうか?


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ここまでであることが言えます


<なぜなら彼に会ったことがあるので私はその少年を知っている>
3 I know the boy because I have met him before.←この英文の場合


because I have met him before
     ↑この部分は名詞節でも形容詞節でもない、、、という事になります。

さて!
ここが最重要
 実は 名詞節でも形容詞節でもない節を「副詞節」と呼ぶ
と決まっているのです。


 したがって
3 I know the boy because I have met him before.←この英文の場合
 because I have met him before
     ↑この節は「副詞節」となります。


なお、実際は
3 I know the boy because I have met him before.←この英文の場合
 because I have met him before ←この節は
  I know the boy ←ここの「全体」を修飾しています


[because I have met him before]→[I know the boy]
[なぜなら私は以前彼に会ったので]→[私は彼を知っている]
という具合です。
 これは前回のようにboyという[名詞(1つ)」を修飾しているわけではないありません。前回のように【名詞1つ】を修飾していれば「形容詞節」です。しかしこれはそうではない。文全体】を修飾している。こういう場合は「副詞節」という分類になります。


良いでしょうか?


次回は確認問題を出します。


 この続きは来週の月曜日です。金曜日に文法放送は有りますが、6月からはアルクからの告知はありません。
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