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苦手なりの受験英語

 

2016年5月30日

名詞節・形容詞節・副詞節(1)

新しいシリーズは「名詞節・形容詞節・副詞節」というものにします。名詞節・形容詞節・副詞節って言葉を知っているでしょうか? もし知らなくても、聞いたことぐらいはあるのではないでしょうか?
実のところ、私は過去にここで説明しています。ですがどうも短すぎてわかりにくいのではないか…と思いました。そこで今回はもう少しわかりやすく説明したいと思います。


今回は早速説明に入ります。


まず「節」という言葉から説明します。英語の先生が「この節は…(うんたらかんたら)」という説明をするときの「節」ってなんだかわかりますか? わからない人のためにここから説明します。


定義
「節」…文中で意味を持つ単語のかたまりのうち、S(主語)+V(動詞)を含むかたまり

簡単な例文で節を説明しましょう。
例文
 When I was young, I lived in Tokyo.
(私が若かった時、私は東京に住んでいた)


まず、この英文から「節」を探してみましょう


この英文は
・when I was young(私が若かった時)
・I lived in Tokyo.(私は東京に住んでいた)
この2つに大きく分けられるのは分かりますか?


when I was young ←こっちは、主語(S)が I 、動詞(V)が was
I lived in Tokyo. ←こっちは、主語(S)が I 、動詞(V)が lived
という具合に、両方共「S(主語)+V(動詞)」が含まれているかたまりです。


なので
when I was young
I lived in Tokyo.
  ↑この両者をそれぞれ「」と呼ぶことができます。


まずはここを確認しましょう。こういうものを「節」と呼ぶのだ…と認識して、次のステップに入りましょう。
よろしいでしょうか?


 この続きは来週の月曜日です。
金曜日に文法放送は有りますが、6月からはアルクからの告知はありません。
 最新情報はここをクリックして参照して下さい。


(↓目次はこちら)
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Comments

清水様

清水さんほどの人でも、高校入試で四苦八苦されていたとは意外でした。しかもその原因が、句と節にあるとは!
 自力で文構造が見抜けないといけませんが、そこを教えてしまうことは良くありますね。
 左から右へ直読直解するという速読が昨今は尊ばれます。それができるのは、ちゃんと正しい和訳例が作れる人じゃないとダメな気がします。特に苦手な人は。ちゃんと正しい和訳例が作るためには、ちゃんと文構造を見抜いていないと作れないと思います。

MOUTHBIRD様
高校時代、入試レベルの長文が読めなくて四苦八苦していました。その大きな原因は、まさに句と節という意味のまとまりが分からなかった(もしくは意識していなかった)ことにあります。よく英文を左から右へ直読直解するという速読が安易に奨励されていますが、それができる大前提は句と節のまとまりが自力で把握できることであって、先生の役割はいかにそのまとまりを自力で見つけられるようにするか、生徒に指導することにあると思うのです。安易な先生は意味の区切り(スラッシュ)の場所を生徒に予め教えてしまいます。これではいつまでたっても自立した学習者にはなれないでしょう。確かに他に教えることは沢山あります。でもここの説明ををいい加減にするから、他の文法項目の説明もはかどらないのです。まさに「木を見て森を見ず」の浅はかな指導といって過言でないでしょう。

清水様

英語の先生の多くは、「句と節ぐらいはなんとなく分かるだろう」程度の把握だと思います。他にも教えることがたくさんあって手が回らないケースだと、特に後回しになるのが「句と節」の説明かもしれません。清水さんはここを念入りに教えるのですね。私もここの説明は蔑ろになりがちなので、今後しっかり教えようと思いました。
 和訳練習は最近特にさせない英語の先生が多いようですね。生徒の大半はやりたがりませんからね。しかし語学の才能が乏しい人ほどやる必要があると思います。そういう人ほどやりたがらないから困るのですが。

MOUTHBIRD様
句、節は意味のまとまりを考える上で大切なのに、学校できちんと教えている先生はほとんどいないですね。高校の先生はすでに分かっているものとして生徒に説明するので、生徒はちんぷんかんぷん。私の高校時代の先生もほとんどそうでした。文と節の違いを認識しないまま英文を読んでもちんぷんかんぷんなのは当然。かつて英語が苦手だった先生だからこそ、ここに着目できるのです。私もいつもこの部分には時間をかけます。なぜなら、日本語でさえちゃんとした文章を書く習慣が少ない世代の生徒さんには、二つ以上の節からなる文章の意味を吸収するのは大変だからです。英語学習で日本語訳を書くという作業は、日本語のリハビリも兼ねていると思うのです。