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キャリアアップの第一歩! 英語で就職 キホンのキホン

第3部 採用担当者の目にとまる! 英文履歴書とカバーレターのキホン
Presented by 英文ライティングのアイ・オズモシス

日本国内での就職活動とはいえ、特に外資系を志望している人にはアピールポイントになる英文履歴書。もっと高みを目指し、ゆくゆくは海外への進出も考えている人には必要になるでしょう。まずはここで英文履歴書の書き方のルールをマスターしましょう。さらに履歴書を送る際に、必ず添えたいカバーレターの書き方のキホンもお教えします。

英文履歴書のキホン書式
英文履歴書は、あなたの資格や経験を相手に手短に伝えるための強力なツールです。履歴書の目的は、自分のスキルや資格を将来の雇用主に売り込むことです。採用にこぎつけられるかどうかはあなた次第。けれども上手な英文履歴書を書けば、採用に有利になることは間違いありません。人事担当者はだいたい10秒から15秒で、1通の履歴書にざっと目を通します。この瞬間が、担当者の注意を引く唯一最大のチャンスなのです。

英文履歴書には、職種によって多種多様な形式がありますが、基本的なフォーマットはほとんど共通で、記入する項目がある程度決まっています。以下で、最も一般的なタイプの英文履歴書である「年代順英文履歴書」の書き方を説明します。


書く前に知っておきたいキホンルール

まずは、日本語の履歴書との違いを知っておきましょう。

・手書きはNG。パソコンやワープロを利用
・写真は不要
・A4サイズの白かアイボリーの上質紙に黒のインクで印刷
・生年月日、性別、国籍などは不要


これらを踏まえて、以下の点に注意して履歴書を作成していきましょう。

1. まずは自分がこれから就きたい職業、キャリアの方向性を明確にしましょう。これで、ターゲットを絞った英文履歴書を作成することができます。これが最初の、最も基本的なステップです。
2. 次に、自分の職歴と学歴のアウトラインを作ります。勤務していた会社名、勤務年数、優れた業績などを紙に書き出してみましょう。ここで時間をかけてしっかり下準備をすることが肝心です。
3. 文字サイズは10~12ポイントぐらいが一番読みやすいでしょう。文字フォントは、和文フォントではなく、欧文フォントの Century や Times New Roman などの使用をおすすめします。
4. 個条書きにして情報を分類し、簡潔に書きましょう。見出しを強調するためにイタリック体や太字を使ってもOKです(もちろん多用すると逆効果なので控えめに。過剰な装飾は不要です)。
5. 従来の英文履歴書は、数ページにわたるものが主流でしたが、しだいに短く簡潔なものが好まれるようになってきています。エントリーの段階では1ページに収まるもので十分でしょう。



英文履歴書

1 氏名
必ずフルネームで。目立たせるために、ほかの部分よりも少し大きめの14ポイントぐらいの文字サイズにすることをおすすめします。
 
2 住所
郵便番号や県名、市名、番地まで入れた正確な住所を書きます。
 
3 電話番号
書き忘れないように注意しましょう。複数の番号を載せるのであれば、携帯電話なのか、自宅電話やオフィスの電話なのかを明記してください。
 
4 Eメールアドレス
あだ名やペットの名前といったプロフェッショナルな印象を与えないEメールアドレスを使うのは禁物。相手は履歴書だけであなたを判断します。雇用主がどう感じるかという観点から考えることが大切です。


[悪い例]
Ichiro
61-8, Koraibashi,
Chuo-ku,
Osaka, 100-0000
Japan
E-mail: funnyboy@xxxxx.ne.jp

NG 名前をフルネームで
書いていない
NG 電話番号が抜けている
NG Eメールアドレスが好印象を与えない


→ [良い例]
Ichiro Honda
61-8, Koraibashi,
Chuo-ku,
Osaka, 100-0000
Japan
Telephone: +81-6-XXXX-5980 (Home)
Mobile: 090-XXXX-9561
E-mail: ichiro_h@xxxxx.ne.jp

 
5 Objective(目標) …… キャリア目標は具体的に書こう

決まったポジションに出願するときには、自分のキャリア目標を書きましょう。雇用主にあなたのキャリアのゴールや興味・関心を伝えることで、あなたが今どんな仕事やポジションを求めているかが伝わります。
どんなポジションでもかまわないとか、特に就きたいポジションはない、というあいまいなスタンスで書くのはNGです。キャリア目標が漠然としていると、自信がない人という印象を与えてしまうので要注意。

[悪い例]
A position that is challenging and motivating as it will help me develop my skills and further enhance my knowledge.
(訳:自分のスキルが伸ばせ、さらに知識が増やせるように、チャレンジができて、モチベーションの持てるポジションを希望)
NG目標や表現があいまい
↓
[良い例]
A management position in H.R. where I can utilize my expertise in people skills and administration.
(訳:自分の専門分野である、人と接することや管理することが生かせる人事部の管理職のポジションを希望)
 
6 Education(学歴)…… 学歴はキャリアに関連するものを強調しよう

自分の学歴が目標とする仕事と関連しているなら、学歴欄を職歴欄より先に置くのがコツです。関連していなければ職歴欄の後に置いてください。
一番最近得た学位か、現在学んでいる教育機関のプログラムから書き始めましょう。そのほかの関連する学歴は逆年代順に並べて書いていきます。
 
7 Educational highlights(強調する学歴)…… 志望職種に深くかかわる学歴は強調しよう

求めている仕事と関係が深い印象的な学歴があれば、“Educational highlights”という別セクションを作ってそこに書くと効果的です。職歴、学歴以外で強調したいスキルや知識、活動経験、例えばコース学習、研究活動、留学経験などで、採用に役立ちそうな情報があればそれも書きましょう。
 
8 Work Experience(職歴)…… 説得力のあるキーフレーズを使おう

職務経験を要約したものを伝えます。勤務先の会社名と勤務年数、役職名、所属部署を明記しましょう。一番最近の職歴から書き始めて、時間をさかのぼって書いていきます。
自分の経験と業績を短いキーワード、キーフレーズに凝縮して書くのがポイントです。
 
9 Language(言語)…… 使用できる言語をアピール

日本語、英語のほかにも、読み書きができる程度の言語があれば書いておくといいでしょう。


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