安心のために
 

旅先で最も大切なのは命と健康、次がパスポートや金品など貴重品。そしてこれらを守るために必要なのが「慎重」と「自重」だ。中国旅行に限らず、旅行者は常に心しておきたい。


慎重になる
  • 生水、生もの、店ざらしになった総菜や古い缶詰は口にしない。
  • 使い捨ての箸以外は使わない。コップや取り皿はウェットティッシュか酒やお茶に浸した紙で拭く。日本で市販されているアルコール(エタノール)のスプレーやジェルを持参すると便利。
  • 手洗い、うがいを励行する。お茶やスープなど温かい水分を多く取る。
  • ホテルの部屋の乾燥がひどい場合は、洗濯ものをベッド脇に干したり、バスタブに水を溜め、バスルームのドアを開けたまま寝るとよい。これは火事対策にもなる。
  • 鳥インフルエンザを防ぐため、鳥舎や養鶏場、生きた鳥を売っている市場へはむやみに近づかない。
  • デコボコ道も多く、冬季は凍った路面で転倒することもあるので注意。
自重する
  • 食べ過ぎ飲み過ぎに注意。自覚症状がなくても深刻な病気が進行する場合もある。自分の胃と肝臓の許容量を守って自重しよう。
  • 中国のHIVウイルス感染者は65万人を超えるといわれ、性病の蔓延も深刻化している。違法風俗には絶対に関わらず、安易な異性との交友は避ける。
  • 日本でやらないことは基本的に中国でもやらないこと。見ず知らずの人について行ったり、ケンカを売ったり買ったり、バイクの二人乗りをしたり……と自重を怠った結果、トラブルに巻き込まれる旅行者が後を絶たない。

トラブル発生時の対策

病気とケガ
病気の場合、まずは飲み慣れた日本製の薬を飲んで安静にする。それでも治らない場合や大きなケガをした場合は日本語で診療の受けられる病院へ行こう。医療費はかなり高いので、海外旅行傷害保険に加入しておくことをおすすめする。
盗難
金品が戻ってくる可能性はゼロに近いが、まずは派出所で証明書を出してもらう。保険によっては補償されることもある。パスポートを紛失した場合はさらに所轄の公安局、大使館領事部、公安局外国人管理処へ行く必要がある。カードや航空券、T/Cはそれぞれの発行会社に連絡する。
タクシーのトラブル
乗務員名、車両番号を控え、北京市タクシー管理局(中国語のみ)に電話する。ただし偽造プレートが横行していてナンバーはあてにならない。当局の対応も期待はできない。
その他の事故、犯罪
大使館領事部、公安局外国人管理処へ。自分が被害者であることをはっきり主張し、証明書をもらっておかないと旅行傷害保険の請求も難しくなる。
*国際ローミングの契約をしている人は要注意 海外で使用できる携帯電話を紛失、不正使用されて数百万円の使用料を請求される被害も出ている。日本専用の電話機でも、ICカードを抜き取られて不正使用される。紛失に気づいたら直ちに停止手続きを取ること。

緊急連絡先

  • 警察(犯罪)110(交通事故)122 ・救急車(有料)120
  • 在中国日本大使館領事部 朝陽区東三環北路2号南銀大厦2F TEL6410-6970(邦人保護)、6410-6971(旅券・各種証明)

※ここに掲載している情報は2009年5月現在のものです。

パスポートをなくしました。
財布を盗まれました。
病院はどこですか。
警官を呼んでください。

⇒発音のチェックはこちらで