今回4人の俳優を起用した部分がありますが、その部分の物語は現実の取材の中からヒントを得て作られたものなのですか。

再生・一時停止  巻き戻し
ジャ・ジャンクー
一开始我只是想拍一个纪录片。这个纪录片在原来的构思里面是由两部分构成的。一部分是采访工人,讲他们从五十年代到现在的生活故事。另一部分是因为这个工厂原来是三万职工、十万家属的一个大的工厂、国家工厂,而且是一个秘密的工厂。那么,到了零七年的时候,它卖给了这个房地产公司,马上要拆掉。另一部分我就想拍这个拆迁、整个工厂消失、新的楼房建起来这个过程。那么在我采访了一百多个工人的过程里面,越来越多的故事的想像。那个时候我就决定,这个电影既有记录的部分、又有故事的部分。而且我那个时候想,可能人类的历史就是由虚构跟记录,这样的结合到一起的。
最初は単にドキュメンタリーを撮りたいと思っていました。このドキュメンタリーは元々の構想では2つのパートでの構成を考えていました。1つは、労働者たちにインタビューをして、彼らの50年代から今までの暮らしを語ってもらうもの。もう1つは、この工場は元々3万人の労働者と、その家族10万人がいた大きな国家機密工場だったのですが、2007年に不動産会社に売却し、すぐ取り壊されることになったのです。ですから、工場の立ち退きと消失、新しいビルが建っていく過程を撮ろうと思いました。それが100人以上の労働者たちにインタビューをしていくうちに、だんだんいろんなストーリーの想像がふくらんできたのです。そのとき、この映画にドキュメンタリーとフィクションを取り入れることを決めました。それに人類の歴史そのものが、フィクションと記録、このような結び付きからなっているのではないかとも思ったのです。
ジャ・ジャンクー

今までずっと中国の現実を描いてこられましたが、今後中国を離れ、例えば日本で撮影するなどの予定はありますか。

ジャ・ジャンクー
还没有计划去国外去拍片。但是,从《二十四城记》开始,我就是个转变。因为《二十四城记》虽然故事里面的人都生活在当代,但他们的讲述都跟中国历史有关系。那我下面要做的电影呢就是会是,啊、跟中国的历史有关系的。比如说,会拍到晚清。然后也会拍到一九四九年,就是中国、啊、国民政府去了台湾、那个新中国成立这样的一个历史。因为同步地拍了十年中国当代现实以后,我越来越觉得,中国当代现实里面存在的所有的问题都有它的一个历史的原因。但是我们讨论历史太少了,反省历史太少。我想我下面的工作一半儿是在拍当代现实,一半儿是在拍历史。当然,在我的这个脑子里,也有海外的故事。特别是有一个关于东京的故事。但是现在还不能说,哈哈。
まだ海外で撮影する計画はありません。でも『四川のうた』から、僕は変化したと思います。なぜかというと、『四川のうた』のストーリーの中の人物はみんな現代に生きていますが、彼らの物語はすべて中国の歴史につながっています。ですから、次に作りたい映画は、歴史と関係するものになると思います。例えば清朝末期のものです。あとは1949年、国民党が台湾へ移り、新中国が成立したころの歴史を撮ろうと考えています。どうしてかというと、10年間現代中国の現実を撮ってきて、現代中国のあらゆる問題は歴史にその原因があるとだんだん考えるようになったのです。しかし、われわれは歴史を話し合ったり、反省したりすることがとても少ないのです。僕の次の仕事は、半分は現代を描き、半分は歴史を描きたいです。もちろん頭では海外のストーリーもあって、特に東京に関するストーリーも考えています。でも、今はまだ言えません(笑)。
ジャ・ジャンクー



『四川のうた』
4月18日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開!

2008年カンヌ国際映画祭
コンペティション部門正式上映
ジャ・ジャンクー監督最新作

小さき人々の個人史から、社会の記憶を辿りよせ、中国の大きなうねりが紐解かれてゆく一大叙事詩。
中国四川省・成都に実在する巨大国営工場「420工場」。1958年、最先端技術を誇る軍事工場として設立され、近年は家電の製造へと移行し、50年にわたり中国の基幹工場として栄えた。その「420工場」の労働者たちが何気ない日々の生活を語りだす――工具の大切さを教えてくれた班長、14年ぶりの帰郷で涙の再会を果たす家族、理不尽なリストラと仕事探しの苦労、将来が不安だった16歳の頃、世話焼きの同僚たち――彼らが語るのはありふれた日常の“喜怒哀楽”。しかし、そのささやかなエピソードの一つひとつが繋がるとき、背景にある壮大な歴史が次々に浮かび上がってくる――大躍進政策、文化大革命、60年の大飢饉、ベトナム戦争、90年代の大量解雇――政治的な変動と呼吸を合わせるように移り変わる「420工場」とそこで働く人々の生活史、それは社会主義・中国がたどってきた激動の半世紀の歴史と重なり合う。繰り返される繁栄と衰退。目まぐるしく変化する価値観。意図せずとも大きな時代のうねりに巻き込まれてゆく、あまりにも残酷でドラマチックな現実。しかし、どんな時代であろうとも、どのような困難の中でも、懸命に逞しく生きる彼らの姿は美しく眩しい。それは、見る者の心に静かで深い感動をいつまでも残すだろう。

【公開】2009年4月18日(土)よりユーロスペースほか、全国順次公開
【監督・脚本】ジャ・ジャンクー
【キャスト】 ジョアン・チェン、リュイ・リーピン 、チャオ・タオ、チェン・ジェンビン
【URL】http://www.bitters.co.jp/shisen/
【配給】ビターズ・エンド、オフィス北野




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