執筆 まつだあいこ

フライド・グリーン・トマト(1991)
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい

夫との仲に不安を持つ中年主婦エブリンは、あるとき、老人ホームの老女ニニーから、50年前に駅前カフェを開き、強く支えあって生きた2人の女性、イジーとルースの話を聞くことになる。舞台は、まだ人種差別が色濃く残る30年代のアラバマ。エブリンはどんどん話に引き込まれていき、たびたびニニーを訪れるようになる。

フライド・グリーン・トマト

販売元:レントラックジャパン

suit yourself
フレーズ活用度:★★★★★

セリフ抜粋

Ruth : Idgie, just spend some time with me. Please?
Idgie : Suit yourself.

ルース:イジー、少し私と過ごしてよ、お願い。
イジー:好きにすれば

解説

愛してやまなかった兄バディを事故で亡くしてから、世捨て人のように暮らすイジー。ある日、そんな彼女のもとに、兄のガールフレンドだったルースが現れ、彼女を立ち直らせようと試みる。最初は近づくことを拒んでいたイジーも、彼女の粘り強さに、ついに折れる。このセリフは、「どうぞご勝手に」「お好きにどうぞ」「ご自由に」と言う場合の定番フレーズ。「やりたいようにすれば」という、半分あきらめたような、投げやりな気持ちを伝えている。同フレーズは、『ヤング・フランケンシュタイン』(74)、『パフューム―ある人殺しの物語―』(06)にも登場。類似表現には、See if I care. (気にするかどうか見てれば)があるが、こちらは「もう知らない」といった、より強い感情を表す。

こんなふうに使ってみよう

General Sikorsky: Get out now, before you get hurt.
Tully: Suit yourself.
(シコルスキー将軍:痛い目にあう前に出て行け。
 タリー:好きにしなよ
『さらば、ベルリン』(06)より

あいこのつぶやき

イジーとルースが開いた駅前カフェの看板料理で、本作のタイトルにもなっている「フライド・グリーン・トマト」。食べてみたくなった人も多いはず。筆者がアニメ『アルプスの少女ハイジ』に登場する白パンの次にまねて作ってみたのもこの料理です。青いトマトさえ入手できれば、あとは代用品で十分それらしく仕上がります。このほか、コーンブレッドやビスケットなどの南部料理のレシピは、ファニー・フラッグ著の同名原作小説の巻末に掲載されています。

beat about the bush

『プリズン・ブレイク(05-)』
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