「英語は得意じゃなかった…」
CGプログラマーという職業柄、海外のウェブサイトを頻繁に利用するという安藤さん。その際に、最初のハードルとなってくるのがやはり英語力だろう。安藤さんは意外にも英語はあまりに得意なほうではなかったと言う。
「学生時代は理系ということもあり、英語は赤点ばっかり取っていましたね。でもインターネットを使うようになって、やらざるを得なくなったというか。知りたいっていう気持ちがあれば、何とか調べてでも読もうとしますよね。ネットなら単語とか調べるのも簡単だし。そうやって四苦八苦しているうちに、英語は得意とまでは言わないまでも、嫌いではなくなりました」
今では英語でのコミュニケーションにストレスを感じなくなったという安藤さんだが、やはりネイティブではない英語で外国人とコミュニケーションをとるときには、気をつけていることはたくさんあるという。
「とにかくシンプルに、簡潔な文章を書くこと。ややこしく書いて意味をとり違えられてしまったりするとイヤなので。それと、メールで質問したりするときには、ひとつのメールに質問はひとつにする。何個も質問すると、大抵返事が来ないんですよね。イエス、ノーで答えられるようにしたりするとか、返事をもらいやすいように工夫します。
あと、日本語でも同じだと思うけど、あまりネガティブなことは書かない。ネット上だとちょっとキツイことを書いただけで、相手をものすごく落ち込ませてしまったりしますよね。特に英語だとどれくらいのニュアンスで伝わるのか分からないですから。なるべくポジティブな方向でしか書かないようにしています。
それに、スペルミスにも細心の注意を払っています。スペルが少し違うだけで、全く別の意味になって、誤解を招いてしまうこともありますから」
「文法より知りたいという気持ち」
気に入ったサイトを見つけてその管理人にコンタクトをとり、日本語版を制作したりすることもあるのだとか。自分から積極的にコミュニケーションをとることで、海外へのネットワークがどんどん広がっていることを実感しているそう。
「共通の趣味や話題を持っている人とは、意思の疎通がしやすいんですよね。単純にそのジャンルに特化した単語が分かるから、文法が少々マズくても話が通じるというのもあるし。それに、やはり興味があることについては、お互い聞きたい、読みたいっていう気持ちが働くので。そうやって一生懸命書いたメールに返事をもらえたり、ブログにコメントがついたりするとすごくうれしいし、実際に海外に行ったときに会ったり、会いにきてくれたりもします。
やはり一番のポイントは自分が知りたい、コミュニケーションとりたいっていう気持ちだと思う。以前、僕が日本語版を制作したサイトの英語版の管理者が日本に来て、会ったことがあるんですが、そのとき渡されたカードに『don't hesitate!』って書いてあった。僕が自分から日本語版を作りたいとアプローチして、自分では積極的にコミュニケーションとっているつもりでも、そう言われてしまうんだなあって思いましたね。日本人は海外の人たちからみると、自分たちが思っている以上に消極的に見えているんでしょうね。だから、海外の人たちとコミュニケーションをとる場合には、もっともっと積極的になっていってもいいんじゃないかな」
仕事に趣味にインターネットを活用している安藤さんの、英語学習にも役立つおすすめウェブサイトは……?
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