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特集:英語が生かせる国際協力 手紙を書いてボランティア

実践する3人に聞きました 英文手紙によるボランティア活動の魅力

プラン・ジャパンの活動に参加して、雨に対する考え方まで変わったという玉川真理さん。日々の生活にたくさんの新しい発見があったと言います。




玉川真理さん
  学生時代に支援を始め、同時に翻訳ボランティアの活動にも携わる。社会人になった2004年からは、支援プログラムをプラン・スポンサーシップに変更。現在は、1993年生まれのジンバブエの女の子と交流を重ねる。
玉川さんと交流する
ジンバブエのチャイルド

興味を持ったきっかけと活動期間、現在までの交流内容を教えてください。

大学生のころ、途上国について考える授業があり、生活の中で何かできることはないかと思っていたところ、電車でプラン・ジャパンの広告を見つけました。

その後、チャイルドとの交流のほかに、支援者と彼らの交流をサポートする翻訳ボランティアもあると知り、双方の手紙を翻訳するお手伝いをしています。手紙は2〜3カ月に1度、20通の英訳と和訳をしています。

ジンバブエに住むチャイルドとは、英語で文通し、大学の卒業写真やシール、ボールペンを送ったことがあります。

クリックすると拡大表示されます

ジンバブエのチャイルドから
届いた直筆の手紙


活動を始めて変わったことはありますか。

自分が普段生活している世界は、世界のほんの一部でしかないということ、環境破壊や戦争は自分と切り離された別の世界の出来事ではなく、現実に「自分が」生活している中の一部だという認識が生まれました。

また季節の変化に敏感になったり、当たり前と思っていることが実はとても大切だったと気付かされました。例えば、日本で雨が降ると「不便だ」の一言で片付けてしまいますが、乾期のある国では大変貴重な水源の一つです。今は雨が降ると、心の中で感謝の気持ちを忘れてはいけないなと思います。


英語で手紙を書く際に配慮している点、参考にしているものはありますか。

年下の女の子と文通しているので、「もし私に妹がいたら……」と想定して書いたり、あまり日本のことを細かく書いても生活に相違があるので、季節や家族のことなど、お互いの共通点を見いだして書くよう心掛けています。


英語で手紙を書くことや、このようなボランティア活動を行うことは、英語力アップやモチベーション維持に役立つと思いますか。

パソコンやメールが普及した今、手紙を書くことはとても新鮮です。英語という母語以外の言葉で相手と交流することに、最初は少し戸惑うかもしれませんが、自分の言葉で相手と通じ合えたときの喜びは経験してみないと分からない貴重なものです。

また翻訳ボランティアは、支援者とチャイルドの貴重な懸け橋の一部として機能するので、大変やりがいがあります。翻訳したり、英語で手紙を書いたりしていると、いつのまにか英語の表現力がアップしていますし、相手に自分の言葉で伝えたいと自然と英語表現を調べるので、モチベーションも上がります。



 ▲学校での写真も届きました▲


▲お母さんと並んで▲

これから活動を始めようとする人に向けて、活動の魅力を伝えるメッセージをお願いします。

チャイルドの手紙を受け取ったときは、なんともいえず温かい気持ちになります。遠い世界で頑張っている友達がいるのだから自分も頑張ろう、という気に自然となります。

翻訳ボランティアでは、多くの支援者の方がチャイルドに向けて温かいメッセージを送り、チャイルドは支援者にかわいらしいメッセージを書いているので、いかにそれをうまく互いに伝えるかを真剣に考え、一生懸命翻訳をしようという熱い気持ちになります。

「ボランティア」という言葉に少し身構える風潮のある日本ですが、自分の視野を広げるためにも、世界とのかかわりを広げるためにも、ぜひチャレンジしてください。きっと毎日の生活の中で何かが少しずつ新鮮になってきますよ。


仕事で英語を使う、扇田悦子さん   活動歴19年、永瀬正邦さん



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