
コミュニティー意識が強く、アットホームな雰囲気は独特。それでいて観光客へもフレンドリー
こんにちは! ロンドンから川合亮平です。オリンピック、いよいよ開幕しましたね。日本勢が連日確実にメダルの数を伸ばして、日本国内は盛り上がっているのではないでしょうか?
Team GB(イギリス代表)のメダル獲得数は日本ほどではないのですが、ロンドンの人々は世界最大のお祭りをそれぞれで楽しんでいるようです。
ところで、開会式はご覧になりましたか? ロンドンの魅力がギッシリ詰まったショーに、僕は興奮しっぱなしでした。開会式が行われたスタジアムがあるオリンピックパークは、ロンドンのイーストエンドと呼ばれるエリアに位置しています。この地域は昔からロンドンの下町として知られ、観光客におなじみのビッグベン、バッキンガムパレスなどのいわゆる“観光地ロンドン”とはまったく違った魅力があるのです。英語のアクセントも全然違います。そのあたりは、下の動画インタビューでお楽しみください。
イーストエンドは数百年前から、移民が住む地域として知られ、古くはフランス系移民、その後、ユダヤ系、東ヨーロッパ系と、歴史の移り変わりとともに移民の出身地や民族も変わってきました。今は、主にバングラディッシュからの移民が多いとのことです。そんな背景もあり、コミュニティー意識が強く、ストリートマーケット(その数はロンドンで最多)が発達したと考えられています。文化のるつぼであるロンドンを象徴した場所であるといってもいいでしょう。

ショーディッチエリアのグラフィティ・アート。ロンドン最先端文化の発信地
実はこの地域、特にショーディッチというエリアは、今、ロンドンで最もホットな場所としてロンドナーのみならず、世界中から注目を集めています。オリンピックパーク建設の影響も含め、いろいろな要因が重なり、ロンドンで一番エネルギーに満ち、最先端の文化・ファッション発信の中心地になっています。
デザイナーや文化人はこぞってこの地域に住み(ロンドンを代表する前衛芸術家、トレイシ―・エミンも在住とのこと)、おしゃれなカフェや洋服屋、レストランなどが林立しています(しかもリーズナブルな店が多い!)。また、ニューヨークさながらのストリートアート(グラフィティ)もエリア散策の際は是非押さえたいポイント。ストリートマーケットもそこかしこで開かれているので、地元の人とのおしゃべりを楽しみながら、掘り出し物を見つけることもできます。
移民たちが持ち寄った独特で多様な文化を育んできた歴史を持つイーストエンド。ロンドンオリンピックと時を同じくして再び活況を呈しているこの地域が、今後どのように発展していくのかは、とても興味深いところです。多文化、多様性、そしてカッティングエッジなヤング・カルチャー、“今のロンドン”を感じたければ是非この地域を訪れてみてください。
今回は、イーストエンドのストリートマーケットを管理運営している地元機関のマネージャーDebbieさんと、チームリーダーPaulさんへのインタビューです。イーストロンドンを知りつくし、愛しているお二人が、“今のイーストエンド”を語ります。Debbieさんは典型的なイーストエンド英語なので、そのあたりもお楽しみください!
昨晩のTeam GB体操男子銅メダル獲得快挙に沸くロンドンより