解説:河野太一

Part5 単文穴埋め問題(2) 1カ所が空欄になった英文を読み、そこに入れるのに最も適切な語句を選ぶ

Let's Try まずは問題に挑戦

Part 5の問題を解いてみましょう。空欄に最も適切な選択肢を(A)〜(D)から選んでください。

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    Using a special ------- he had learned in cooking school, Tom was able to prepare eggs in a totally unique way.

    (A) effort
    (B) purpose
    (C) selection
    (D) technique

正解と訳

use の目的語となり、かつ special という形容詞に修飾される名詞が必要。ところが選択肢はすべて名詞。従って、意味で決めることになる。he had learned in cooking school に修飾されて意味を成すのは、選択肢の中では technique(技術)のみ。effort(努力)や purpose(目的)、selection(選択)では意味が通じない。

Part5の特効薬 攻略のポイント

  • 語彙力を強化しよう!

Part 5では「純粋な文法問題」だけではなく、語彙の意味を問う問題が出る。例えば Let's Try! では、選択肢がすべて名詞であり、文法的にはどれも空欄に入り得る。後は文脈上・意味上適切な選択肢を選ぶことになる。

この問題は単語が比較的簡単だったので technique を選べた人は多かっただろう。しかし選択肢に難しい単語が並ぶこともあるし、文中に知らない単語が多いとなれば文脈が把握できない。ある程度は推測が可能だが、それも限界があり、時間もかかる。語彙さえ知っていれば瞬時に解ける問題に多くの時間を費やすことになる。TOEICのリーディングセクションで時間がないと嘆く人は、つまるところ語彙力不足に起因する部分が大きい。語彙を覚えることは避けて通れないと覚悟し、集中的に学習すべきだ。

ではどうすれば語彙を覚えられるのか。リスニングパートで紹介した、同じパッセージを何度も音読・シャドウイングなどして声に出す方法がまずオススメだ。単語や文の意味をしっかり把握した上で何度も声に出せば覚えてしまう。似たトピックのパッセージをいくつも声に出せば忘れなくなる。

この方法をリーディングセクションに応用するのもよい。問題を解いて終わりにするのではなく、Part 5のセンテンスや、Part 6、7のパッセージを何度も音読するのだ。もしそこまでの根気がないのなら、せめて多くの問題を解くべきだ。リスニングもリーディングも同じ語彙がくり返し使われるので、何度も出会っているうちに覚えてしまう。ただしそのためには相当多くの問題を解く必要があるが。

しかし文章の中で覚える方法は、それなりに長く継続して行う必要がある。短期間で語彙を身に付けたいなら、単語集を使って一気に覚えるのもよい。数カ月集中して語彙を覚えた後は、学習が驚くほど容易になるのが感じられるだろう。

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