2016.12.22 Thu

「検定合格」 -振り返り- その1

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幸運なことに私は平成28年度の日本語教育能力検定試験に合格しました。

しかし私が勉強不足・準備不足だったのは間違いありません。

でもでも、それじゃあ、なぜ私が合格できたんだろう?

それを今回、皆さんにシェアしたいと思います。

まず最初に「日本語教育能力検定試験」の試験構成についてご説明します。

試験は年に1度だけです。

2016年度の試験は10月23日(日)に実施されて、以下のような時間割でした。



1) 9:50~11:40 試験I (回答時間90分)
  基礎知識(4択または5択)

2)12:50~13:45 試験II (回答時間30分)
  聴解(4択)

3)14:25~16:40 試験III(回答時間120分)
  総合的、実践的な問題(4択+記述式問題(400字))   

通信講座で学習している人は、検定試験の合格を目標においていることと思います。

私もそのうちの一人で、今年の2月下旬に受講を決めてから、10月の検定試験をベンチマークに生きてきました(←大げさ)。

私は普段の学習使っていたのはこちらの教材です。

このブログでもたびたび出てくるアルクの教材「NAFL」ですね。

この教材では、日本語教師として必要な知識を学んでいるわけなのですが、
私がこの教材で実際に学んだことは、実は「日本語教師としての心構え」のように思います。

どんなに日本語の文法や、文脈における語彙の使い方を知識として詳しくなっていても、実際に外国人を目の前に日本語を教えるとき、その知識をただ伝達するだけでは教師として生身の人間がそこにいる意味がないですよね?

例えば日本で暮らす外国人が、言葉がつたないがゆえに孤立するとか誤解されるとか、そういった状況に陥っている場合、それを私が教える日本語で多少なりとも解決できれば、こんな素敵なことはないわけです。

なので、学習者が今どんな状況におかれていて、何を目的に日本語を学んでいて、そのためにはどんな学習をどのように提供すればよいのか、そういったことを私はNAFLで学びました。

そしてそれと検定合格がどう結びついたのかというと、それは試験の中では特に試験IIIの「記述式」に活かされたように思います。

記述式は、実際に日本語を教える立場に立ったときに直面するであろう具体的な事柄について「私ならどう考えるか」「私ならどう対応するか」を400字で記すものです。

400字の作文に、自分の日本語教育者としての知識と立場を織り込みます。

これは小手先の試験対策で対応できるものではありません。

普段のNAFLの学習で、日本語を学ぶとはどういうことなのかを日々考えさせられていたからこそ、自分の立場と考えを明確にできたと思うのです。

では、私は記述式以外の問題はどのように乗り切ったのでしょうか。

それは次に続きます。


 

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