合格へのスケジュール

 検定試験は従来、10月の中旬~下旬に行われています。結果発表は2カ月後の12月中旬ごろで、受験者に個々に郵送で通知され、合格の場合は合格証書も送られます。合格者数はそのときに発表され、毎年受験者の2割前後が合格していますが、従来、合格最低点は公表されていません。ウェブページで合格者不合格者にデータの提供を求め、ボーダーラインの得点を推定したりしています。


 試験の日程は例年、12月~2月ごろに発表されます。従来の例からすれば、6月ごろに「受験案内」発売と願書受け付け開始、7月末か8月始めに願書受け付け締め切り、試験日は10月中旬か下旬の日曜日と考えられます。


 実施された試験問題は、翌年3月前後に正解付きで発売されます。そのころから、「受験案内」発売の6月ごろをピークに、大きな書店には検定対策コーナーが設けられ、アルクの合格するためのムックほか、各社の検定対策書が並びます。


 以上、あくまでも従来の実績に基づいた話なので、日程などについては正式の発表での確認をお願いします。


勉強をどう進めるか

  では、次の10月の試験を目指して、スケジュールをどう考えたらよいのでしょうか。講座に通うにせよ、通信教育を受けるにせよ、あるいは独学で頑張るにせよ、この検定試験が設けられたときの標準的な授業時間数420時間の勉強というのが一つの基準になります。


 当初は、あまり検定試験自体にはとらわれず、日本語教育の勉強そのものをオーソドックスに進めていくことをお勧めします。日本語について、外国人への日本語の教え方について、あるいはそれに関連する社会や文化について、自分が学習者に対したときに何をどう教えるのか、その勉強を進めて日本語教師としての力を付けていくのが本道でしょう。検定試験は本来、外国人に日本語を教える力を問う試験なのですから。


 そうやって真の実力を養成していけば、検定対策用の受験勉強は、例えば願書の発売のころから取り掛かっても十分間に合います。試験というものはやはり、実力さえあれば受かるというものでもないので、そのための対策も必要です。それまでに得てきた知識を、検定試験用に整理し直す、専門用語などを確認し直す、あるいは、実戦形式の時間を限った解答の練習をするなど。


 検定試験の合格は、最終目標ではありません。実際に外国人に日本語を教えることが真の目標であって、検定合格はそのための途中のステップにしかすぎません。夏の初めごろまでは、検定のことはあまり考えずに日本語教師としての実力を身に付ける、それが結局は合格への近道です。


日本語オンライン:http://www.nihongo-online.jp/net/

日本語教育能力検定試験:http://www.jees.or.jp/jltct/index.htm



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