確実に出題される分野

 どんな分野からの出題が多く、どの分野が少ないのでしょうか。別項の「よく出題される分野とあまり出題されない分野」で検討してあります。そちらも参照してください。


 大きくまとめて言えば、日本語を教えることに関する面では、区分4「言語と教育」のうちの「1.言語教育法・実技(実習)」からの出題が多く、教える内容である日本語そのものについては、区分5「言語一般」のうち「2.日本語の構造」からの出題が、毎年目立っています。この二つの分野が、日本語教育の基本です。このあたりについては、知識を確実にものにしておく必要があります。そして、これらの分野では、出題される数の多いこともあって、単純に知識を問われるものから、教室内で起こる問題にからめた応用問題的な出題まで、出題の形式も多彩です。ただ、いくら応用問題といっても、事実関係に関して知らなければ考えを進められるはずはないので、解答の根底にあるのはやはり確実な知識です。覚えるべき事柄はきちんと押さえておくのが基本です。

 

試験が近づいてからの勉強法

 ただし、出題される割合がいくら高いといっても、この二つの分野の問題にだけ満点を取っても、それで合格点に届くわけではありません。全体の70%前後あるいはそれ以上の問題に正解しなければ受からない試験なのですから。あくまでも比較的に重要なのがこの部分なのだという程度に考えておく必要があります。


 試験本番まで時間も迫ってきた時期になっていたとしても、従来出題のある分野について、その全体に一応目を通し終えるという作業を優先したいものです。そしてその後で、余裕があったらこれら頻出の分野の知識を深めるという方針がいいと思います。


 試験の日程が迫ってきているときの勉強法には、テキストや参考書で地道にオーソドックスな勉強を進めるのでなく、直接模擬問題や過去問に当たるという手もあります。ただしその場合は、やってみて間違えた問題について、解説を読んできちんと理解し、また間違えた問題1題で扱われた事項だけでなく、関連するその周辺の分野もすべてその場で押さえていくという努力が必要です。そうやって、当日獲得する点数を少しずつでも積み上げていくのです。





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