HOME > 日本語・日本語教師 > 新米日本語教師 授業の作り方Q&A > 2. 導入、練習、活動の時間配分

Q

導入、練習、活動の時間配分はどれくらいですか。

授業で特に重要なのが、導入、練習、活動です。その割合は学習項目によって異なりますが、これら3本の柱全てが授業の中に組み込まれていないと、学習者の日本語運用にはなかなかつながりません。

この導入、練習、活動3つの比重は、導入<練習<活動になります。50分の授業で考えると、導入5分~ 10分、練習10分~ 15分、活動25分~ 35分くらいの配分です。


3本柱の黄金比率
導入:練習:活動= 1:3:5


1コマの授業の中でいくつか文型を扱うことがありますが、そのような場合にも導入<練習<活動という3本柱の比重は変わりません。ただし、時間配分は学習項目により異なります。たとえば動詞のテ形(「食べて」、「飲んで」など)を教える授業などでは、動詞を変形させていく練習(「食べます」→「食べて」)に多くの時間を使うことになるので、この場合は授業の中での練習の比率が高くなります。


3つの比率に違いはありますが、この3本柱がきちんと授業の中に組み込まれているかどうかが重要です。どんな文型を扱うにしろ、できるだけ活動に多くの時間を割ける授業設計にしましょう。そして活動に多くの時間をとれる場合でも、30~40分ずっと同じ活動では学習者には退屈です。活動は2つ、3つ準備して授業に臨みましょう。かつて、活動を1つしか準備していなかったために、だらだらと最後までその活動だけで引っ張る新人教師の授業を見たことがあります。1コマ50分のうち30分以上を1つの代入ドリルに費やしたという授業もありました。時間配分のミスを避けるためにも、授業に入る前に入念に教案をチェックし、しっかりとシミュレーションしておきましょう。


導入:練習:活動=1:3:5を基本とし、活動にできるだけ多くの時間をとりましょう。この3本柱をきちんと組み込むことも重要です。





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