HOME > 日本語・日本語教師 > 新米日本語教師 授業の作り方Q&A > 6. インタビューとはどんな活動?

Q

インタビューとはどんな活動ですか。

インタビューといえば、芸能人や政治家に記者が質問を浴びせる姿を想像する人もいるかと思います。つまりは相手に質問してその答えを聞き取る活動です。インタビューはさまざまな目的に使える活動です。

質問の仕方、答え方を学習する
下のようなインタビューシートを配り、質問の仕方、答えのパターンを学びます。(  )部分の質問を作る時間をとり、必要な語があれば導入します。インタビューシートが完成したら、クラス全員で立ち上がって自由に相手を決めて行います。


インタビュー中、教師はインタビューする側とされる側のペアを作る手伝いをして、人が足りないなら自分もインタビュー相手として参加します。終了後は、インタビューで聞いた答えを発表してもらいます。



※インタビューシートの使い方については本書p.28参照


敬語を学習する

質問する側が聞きたい質問を敬語で作り、相手は役になりきって答えます。たとえば「有名人にインタビュー」として、ある有名人役(芸能人、スポーツ選手、大統領など)とインタビュアー役になりきります。逆に、アルバイトの面接に来たアルバイト希望者と店長という役を設定すれば、答える側が敬語を使う活動となります。


聞き取った話を報告する
「質問の仕方、答え方を学習する」と「敬語を学習する」が質問の仕方と答え方を重視しているのに対して、これは聞いた内容をまとめることを重視した活動となります。インタビュー結果をプレゼンソフトでまとめて発表したり、聞いた感想を作文に書いたりします。教室外の人に質問しに行くというフィールドワークの後、結果をリポートしてもらってもいいでしょう。


インタビューは1対1とは限りません。複数名で1人に聞きに行くパターンもありますし、1人で複数の人に聞きに行くパターンもあります。教室内だけでなく、学校のスタッフや近所の店員さんといった教室外の人に聞くこともあります。実際の日本人に聞く場合は、スピードが速い、使っている語彙、表現が難しいなど、相手の言っていることが全くわからないことがありますから、相手の了承を得てICレコーダーなどに録音させてもらい、それを後で聞き取るという方法もあります。失礼のないようにあらかじめ教師が出向いて了解を得ておくのもいいでしょう。

活動後は、教室の前に出てインタビューしてみせてもらったり、インタビュー結果を発表してもらったり、目的に合わせたまとめを行いましょう。


インタビュー活動中に出てきた新しい表現などは、教師が取り上げてクラス全体で共有します。そのためにも、教師はどの学習者がどんなインタビューを行っているか、常にアンテナをはっておきましょう。


相手に質問して答えを聞き取る活動です。目的に合わせて、人数、内容、対象を変え、インタビュー後のまとめを行います。





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