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作文を書く前にどんな準備をしてもらうといいですか。

テーマを与えて、いきなり「作文を書いてください」と言っても学習者はぽかんとしてしまいます。書く前にどんな準備をしてもらうといいですか。

「作文がなかなか書けない」「何を書いていいのかわからない」という学習者は少なくありません。作文を書く前には、書く内容についてじっくりと考えたりアイデアを出したりして、学習者を書きたい気持ちにさせる時間が必要です。そのためにまず「動機づけの時間」を設けましょう。


「動機づけの時間」では、扱うテーマの背景や関連することばについてクラス全体や学習者同士で話し合います。学習者は、話すことで自分の頭の中にある知識を掘り起こし、書く材料を絞り出すことができます。ここでは作文の前の動機づけの方法5つを紹介します。


■方法1 テーマについて話す 書く前に、クラス全体やグループでテーマについて話し合う方法です。すぐに話したいことが見つかる学習者ばかりとは限らないので、教材シートにクラスメートに聞いてみたいことをリストアップし、それをもとに質問し合うなどの方法があります。


■方法2 関連することばを挙げて話す テーマに関連することばを教師が挙げて、それを使って話すことによって作文の内容をイメージしていく方法です。


■方法3 連想を広げていく テーマに含まれることばから連想することを各自どんどんシートに書き出し、それを見せ合いながら、みんなが書いたものについてグループで質問し合う方法です。


■方法4 読んでから話す この方法は2種類考えられます。1つ目は、テーマに関連した読み物を読む方法です。読んでからクラスメートと意見交換することで、自分の考えを整理していきます。2つ目は過去の学習者などの作文例を読むことです。作文のだいたいの分量・構成や、最終的にどのように仕上げればいいのかという目標がわかります。


■方法5 聞いてから/見てから話す テーマに関連したものを見たり聞いたりすることも、作文を書く助けとなります。聞くための素材は、教材についているCDを使うこともできますが、学習者の興味を引くには、できれば実際に日本人が日常生活で使ったり耳にしたりする生教材がいいでしょう。


学習者の「書きたい気持ち」を引きだして、楽しい作文授業の時間にしましょう。





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