HOME > 日本語・日本語教師 > 新米日本語教師 授業の作り方Q&A > 18. 学習者が前向きになれる作文添削

Q

学習者が前向きになれる作文添削を知りたいです。

作文の添削をするのがとても難しいです。学習者が前向きになれる添削はどんなものでしょうか。


作文のどこをどう直すか、どこまで直したらいいかは、新米教師だけでなくベテラン教師にとっても悩ましいものです。


日本語母語話者が使用する、より自然な表現にしようとするあまり、間違いの全てに赤を入れ、真っ赤になった作文を見て学習者はどう感じるでしょうか。全ての間違いを直すのではなく、学習者のレベルに合わせた、段階を踏んだ添削が大切です。対照的に、ほとんど赤字を入れないとどうでしょうか。直しすぎもこまりますが、全く直さないのも学習者を不安にさせます。「どうせ書いても見てくれないし......」と書きたい意欲を削いでしまう可能性もあります。


学習者が前向きになれる添削例を見てみましょう。


■何を書いているのかわからない部分には、下線やクエスチョンマークを書 何を書いているのかわからない部分に、下線を引いておいたり、クエスチョンマークを書いたりするなどして、返却時に学習者に何が書きたかったのか聞いてみましょう。対話しながら、適当な表現は何か、一緒に考えていくといいでしょう。


■最後にコメントを入れる 最後にコメントが入っていると学習者の励みになります。意見や感想だけでなく、ことばの使い方についてもコメントで書くほうが、間違いに傍線を引いて正解を書くよりも記憶に残りやすいようです。


■間違えたところや不明な部分に下線のみ引き、学習者自身に直させる 間違えたところや不明な部分に下線のみ引き、正しい言い方を一切示さない方法です。あえて正解を書かす、下線部分をまずは学習者自身に直させてみます。それを回収し再び添削します。


学習者のレベルによっても添削方法は変わりますが、学習者の意欲を削がず、「返却してそれでおわり」にならない添削を目指しましょう。





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