HOME > 日本語・日本語教師 > 新米日本語教師 授業の作り方Q&A > 25. 授業の途中で読むのを諦めてしまっている人がいました

Q

授業の途中で読むのを諦めてしまっている人がいました。テーマがちょっと難しすぎたでしょうか。

普段わたしたちが何かを読むときは、すでに持っている知識や情報、経験などに照らし合わせながら読んでいきます。関連する知識や経験があればあるほど、理解しやすくスムーズに読み進めることができます。逆に、あまり自分に関連性がないことを読むときには理解するのに時間がかかってしまいます。まして、それが外国語の文章であれば、読解はさらに困難になるでしょう。知らないことばや表現が多すぎるとなかなか読み進められず時間もかかりますし、ひどいときには読むことを諦め嫌いになってしまうこともあります。

学習者がスムーズに読む作業に移っていけるように、読む前に次のような時間を設けます。


■手順1 動機づけの時間
動機づけの時間では、学習者が少しでもスムーズに読み進められるように読む動機を持たせる時間を設けます。読む動機を持たせるにはどんなことをすればいいでしょうか。

方法1 タイトルについて話す
読み物にタイトルがついている場合、そこから関連することを考えさせる方法です。

方法2 絵や図表を使って話す
文章に添えられている絵や写真、図表などから、その話題について考えさせる方法です。

方法3 質問について考える
本文を読む前に、本文の内容に関する質問をして答えを考えさせる方法です。


■手順2 語彙・表現の時間
文章の中に未習のことばや表現が多すぎると内容が理解できません。未習のことばやキーワードは、あらかじめ導入しておきましょう。

これらを読む準備として行い、それが読むことの助けになるように導くことが大切です。


読む前に動機づけの時間を設けることで、読むことへの興味を抱かせることができます。語彙や表現をある程度導入しておくことで、学習者は内容に集中することができます。





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