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第32回   ソーシャル・セキュリティー・ナンバーは必要?
 

アメリカでは、ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(Social Security Number、以下SSNと表示)を国民全員が持っている。日本でいう住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)や基礎年金番号のようなもので、簡単に言うと個人の身分証明書にもなる。

「日本人もSSNを作った方がいいんですか?」という質問をよく受ける。

1930年代に制定されたSSNは、戸籍の無いアメリカで個人を特定する方法でもある。一人ひとりが番号化されているんだ。銀行口座の開設、運転免許証取得時などで必要になり、ほとんどの書類にこの番号を記入する習慣があるため、SSNのない留学生などは苦労した経験もあるかもしれない。

SSNを持っているといろいろな手続きがスムーズに進むので、取得するといいと言われている。長期滞在者なら所持する利点もあるだろうが、短期なら取らない方がいいと僕は思う。銀行口座の開設や運転免許証の取得などは、パスポートだけでも大丈夫。SSNがないと発行できないと受付で言われることがあるが、パスポート番号で作成してもらえる権利があることを知っておこう。

同時多発テロ以降、SSN発給条件が厳しくなり、駐在員の家族や学生など基本的に働く資格を持たない人への発給数が減っている。どうしても取得したい場合は、学生ならアルバイトをし、学校に手紙を書いてもらう手段が考えられるだろう。

SSNを取り逆に問題となるのは、個人情報が一括管理・監視されることだ。基本的には、滞在国の国籍がなければSNS取得義務がないことを覚えておこう!


ショートアドバイス
日本人は基本的にSSNの取得義務がない。提示を求められたら、それをちゃんと主張しよう。アメリカは自己主張の国、きちんと伝えれば通じるはずだ。

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