執筆/高取しづか(JAMネットワーク代表)
http://www.takatori-shizuka.com/admin/
イラスト/あらきあいこ

Vol.10 全体→細部への説明

さまざまな角度から物事を考えよう

子どもが将来、しっかりした英語力を身につけて自分の意見をきちんと言えるように、今のうちから「考える力」を養っておきましょう。そのためには、日頃から聞いたことや見たことをうのみにせず、自分の頭で考える習慣をつけることが大切です。「どうしてだろう?」と理由を考えたり、「おかしいな。これでいいのかな?」「これは事実だろうか?」と物事を批判的に見たりすることも大事です。結果がどうなるか、シミュレーションしながら自問自答をくり返すことで考えが深まります。最初は、親が問いかけて子どもが答える練習から始めましょう。しだいに、子どもの頭の中に自問自答の回路ができていきます。

今月は、考える幅を広げるトレーニングに取り組みます。問題を解決する方法がひとつでないことを知り、いつでも別の角度から考えられる力を身につけることがねらいです。まずは実際のケースではなく、親が問題を用意して、ゲームをするように一緒に解決法を考えてください。慣れてきたら、日常生活での問いかけを増やしていくといいでしょう。

子どもが問題に直面したときに、複数の解決法を考えられると、選択肢があることで気持ちに余裕ができるはずです。子どもの柔軟な思考力を育てるために、普段から「ほかの方法はないかな?」と問いかけ、いろいろな角度から考えられるようにうながしていきましょう。


他の方法を考えよう
ねらい
問題を解決したり、目的に近づいたりするための方法はひとつではありません。それを踏まえて、別の方法を考えられるようにするのがねらいです。できるだけたくさん方法が見つかるように、親子で一緒に考えてみましょう。
やり方
  1. まず、問題を解決したり、目的に近づいたりする方法は、ひとつだけではないことを説明します。
  2. はじめのうちは実際のケースでなく、ワークの出題にあるような架空の状況を設定して、考えさせます。しだいに日常生活の中でも「ほかの方法はないか」うながしてみましょう。

応用ワーク
「世界から戦争をなくすには」「地球からゴミをなくすには」ということを問題にしてもいいですね。


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