HOME > マガジンアルク > 受講生が語る Before and After > 1000時間ヒアリングマラソン

受講生が語る Before and After

語学学習に取り組み目標を達成した方に、これまでの学習法や今後の抱負などを伺います。

取材・文◆杉谷知子

「1000時間ヒアリングマラソン」

坂井 晃さん

BEFORE
リスニングの試験で緊張してしまい、うまく聞き取れない

AFTER
リスニングへの苦手意識を克服し、コミュニケーションにも自信が持てるようになりました!

坂井 晃さん 千葉県

大手造船重機の会社で仕事をしていた私ですが、20代後半に体を壊し、社内で主として翻訳の仕事をするようになりました。それを機会に「英語で生きる」ことを決意し、英語のスキルを磨く努力を続けることにしました。

英検1級などさまざまな検定試験を受けているうちに気が付いたのが、自分の弱点がリスニングであること。普段の会話ではまだ何とかなりますが、試験のリスニングとなると、緊張のせいか頭が真っ白になってしまうのです。どうしようかと悩んでいる時に「1000時間ヒアリングマラソン(HM)」のことを知りました。1年に1000時間、つまり1日約3時間学習するのなら、本物のリスニング力が身に付くと思い、すぐに受講を決め、それから25 年間走り続けたのです。

HEMHET満点を目指し、5年間を区切りに集中学習

TOEIC対策にも有効
マンスリーテスト
HEMHET

Hearing Marathon Hearing Test
HEMHET HMに毎号収録されている、リスニング力を客観的に評価するテスト。「写真・図表問題」「応答問題」「長文聴解問題」と、TOEIC の問題形式に準じた3つのパートで構成され、音声を聞きながら26の問題に答える。評価はA~C−の6段階。

受講を始めてからは毎日、仕事や寝食以外の時間は全てというほど、リスニング学習をしました。始めたころはHEMHET(左記参照)でBなど納得がいく成績を取れていたのですが、続けているうちにプレッシャーを感じ始め、B-、Cと、だんだんと下がっていったのです。もっと頑張らないといけないと、「ボキャブラリーマラソン※1」を受講して語彙力強化に努めたり、通訳案内士試験やTOEIC、TOEFLなどの各種試験を受験したりして、HEMHETではAも取れるようになったのですが、どうしても満点が取れない。悔しくてたまりませんでした。

そこで、1995年からの5年間と、2005年からの5年間に、それぞれ取り組んだのが自己流のリスニング集中レッスンです。その月の教材だけでなく、始めた年月から順にバックナンバーの音声を聞いていきました。最初の5年間は、帰宅後毎日2~3時間、HMのマンスリーCD、『ENGLISH JOURNAL(EJ)』のCDを聞きました。次の5年間には、HEMHETを繰り返し解きました。本当にただ真剣に聞くというやり方です。スクリプトを確認したり、解説を読んだりすると、かえって内容を記憶してしまうので読まず、いつでも新鮮な気分で音声を聞けるようにしていました。

もちろん毎月のHMの学習も続けていました。英検1級はHMを始めてから3年目に合格しましたが、通訳案内士試験には8回目の挑戦で合格。HMだけでなく、英語のニュースや海外ドラマ、洋画の音声を聞いたり、通訳検定2級※2の勉強をしたりもしました。そうこうするうちに、09年にHEMHETで4回目の満点を取ったころには、苦手だった長文聴解問題の内容を一語一句くまなく聞き取ることができるようになりました。同時に、TOEICのリスニングでも、12年ぶりに自己ベストを更新し、475点を獲得。これでやっとリスニングに対する苦手意識を克服できたのです。

HMを25 年続けて得られた、コミュニケーションへの自信

TOEIC基礎講座
坂井さんがHMに加えて、TOEICテスト対策として使用したアルクの音声付きテキスト。当時音声はCDではなくカセットテープだった

HMを始めて間もないころから、海外旅行に出掛けて英語を話す時に、まるで自分がしゃべっているのではないかのように感じられるようになりました。英語の発音がきれいで、自分でも驚きながら、とてもうれしく感じました。これからもツアーではなく1人で海外旅行をするなど、身に付けた英語力を生かしていきたいと思います。

HMを25年間継続したことは、英語以外の面でも大きな影響を与えてくれていると思います。例えば、自分に自信が付き、人とのコミュニケーションがうまくなってきた感じがします。どう対処すべきか迷った時、「自分は、25年間、ズルすることなく真正面からHMに取り組んできた」と考えると、「自然にいこう。あるがままの自分でいいんだ」と、気持ちが和らいでいきます。HMをやり遂げたことでコミュニケーションへの自信が付いたのだと思います。ひょっとしたら、これが最大の成果かもしれません。

※1 2005年まで開講されていたアルクの通信講座。現在の「ボキャビル®マラソンMUST」の前身。
※2 2008年に主催団体の日本通訳協会閉鎖を受けて試験中止に。



HM編集部からのコメント
苦手意識を克服するために、HMをフル活用してありとあらゆる努力を長年続けられた姿勢には、まさに脱帽の一言です。その結果手にされた素晴らしい能力を生かして、これからもぜひご活躍を!


マガジンアルク』2015年1-2月号掲載



坂井さんが受講した講座 「1000時間ヒアリングマラソン」

発音練習から、映画、ニュースまで多彩なプログラムを毎月お届け!

ニュースや新作映画などの旬の素材を使って毎月編集した教材をお届け。「多聴」と「精聴」のバランス学習で、ナチュラルスピードの英語に対応できる力を養います。

詳細はこちら

[英語レベル]中~上級(開始レベルの目安:TOEIC 550点、英検2級)
[標準学習期間]12カ月
[一般価格]53,784円
[会員価格]48,406円
[商品コード]H4

教材内容:コースガイド/マンスリーテキスト12冊/マンスリーCD12枚/テストCD12枚/『ENGLISH JOURNAL』(CD付き)12 冊/マンスリーテストHEMHET12回/特製CDケース2個/修了証(修了時)


※ 申込締切とスタート:毎月25日締切→翌月10日ごろ教材送付(12月のみ20日締切) ※教材は毎月分冊でお届けします。

人気コーナーに接近! Talk Today 旬の話題で本音トーク

Today Talk

旬の話題について3人の外国人が交わす会話を聞き取る。会話を円滑に進めるための表現が身に付く他、多様な発想に触れられるのも人気の理由。松岡昇HM主任コーチもこのコーナーのファン。

「多聴」モードで、概要をつかむ練習をしたら、「精聴」モードで会話の一部をディクテーション。聞き取りの精度を段階的に高めていく。







使える実践フレーズ
実際の会話で活用できるフレーズを紹介。意味や使い方について、例文を挙げて詳しく解説する。


  • アルコムワールドで日記を書く

メルマガ登録

バックナンバー

2016年9-10月号

2016年9-10月号

リスニング、スピーキング、プレゼン、新TOEIC――
英語の先生に会いに行く


>>目次を見る

2016年7-8月号

2016年7-8月号

イギリス英語VS.アメリカ英語 比べてわかる 奥深~い言葉ワールド


>>目次を見る

2016年5-6月号

2016年5-6月号

語学を磨くリアルな学び&楽しみ


>>目次を見る

2016年3-4月号

2016年3-4月号

語学学習 その先にあるもの


>>目次を見る

2016年1-2月号

2016年1-2月号

英語学習あの手この手を真剣アドバイス


>>目次を見る

2015年11-12月号

2015年11-12月号

DIGITAL×ANALOG 英語学習MIX効果


>>目次を見る

2015年9-10月号

2015年5-6月号

うっとり☆語学学習のススメ


>>目次を見る

バックナンバーのご購入について

最新号・バックナンバーのご購入は、メールもしくは電話にてご注文を承ります。

  • E-mail
    csss@alc.co.jp
    Tel
    0120-120-800(受付時間:月~金 9時~17時/土日祝休み)でご注文を承ります。

1冊
一般:566円(税込)/会員:510円(税込)