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受講生が語る Before and After

語学学習に取り組み目標を達成した方に、これまでの学習法や今後の抱負などを伺います。

「NAFL日本語教師養成プログラム」

仲野さん

BEFORE
東南アジアで日本語を教えたいけれど、
どんな知識が必要かまったくわからない

AFTER
日本語教育能力検定試験に合格。目標に向けて第一歩を踏み出せました!

仲野睦子さん 会社員 東京都



きっかけは2013年5月のミャンマー旅行の際、マンダレーという都市で日本語学校を見掛けたことでした。それまでも東南アジアが好きで、何度もタイやラオスを旅していたのですが、この時初めて「東南アジアで日本語を教える」ことに興味を持ちました。

日本語教師になるための第一歩として、翌年10月の日本語教育能力検定試験合格を目標にすることにしました。日本語教育についてはまったく知識がなかったので、必要な情報は全てそろっているという「NAFL日本語教師養成プログラム(以下、NAFL)」の受講を申し込み、8月に学習を開始しました。

学習は土日に集中。過去問演習が自信に

仲野さんの第1ステップ
ノートに手書きで要点を整理!

ノート NAFLのテキストは全24冊。仲野さんは、ノートに要点をまとめながら読み進めた。学習は土日に、1日約6時間。手を動かすことで、学習中の眠気予防にもなったとか(写真はテキスト11、「イ形容詞・ナ形容詞」)。

平日は仕事で帰宅が遅く、家事もあるので、学習は週末集中型。「土日でテキスト1冊」というスケジュールを組み、6カ月で24 冊のテキストを読みました。読み物として面白くてどんどん進むテーマもありましたが、言語学・音声・文法などは難しくて理解できないことが多く、立ち止まりそうになってしまうこともありました。でも「わからなくても先に進めよう。そのうちきっとわかるだろう」という気持ちで、要点をノートにまとめながらテキストを読んでいきました。

24冊を読み終えた時点で、やっと「検定試験に向けてやるべきことの全体像が見えた」という感じで、そこからは問題を解きながら、テキストを繰り返し読みました。

NAFLの他には、『日本語教育能力検定試験 合格するための本※1』と『平成21~23年度 日本語教育能力検定試験 合格するための問題集※2』を使いました。どちらも解説が詳しく、問題を解いた後に読み込むことで難しく感じた内容についても理解を深められました。アルクのウェブサイトで公開されている問題なども利用して、数多く問題を解いていくうちに、出題の傾向もわかってきました。

試験直前の2カ月間は、過去問を繰り返し解きました。NAFL受講生の交流サイト「通信講座クラス」にあった、「過去問は最高の対策本」という書き込みに背中を押され、5年分の過去問を時間通りに3回繰り返しました。9月、10月の休日は全て過去問に取り組んでいたことになり、これで自信が付きました。

1年と2カ月、長期間じっくりと学習してきたので、試験当日は力が発揮できれば大丈夫だろうという気持ちで迎えたのですが、自分でも驚くほど緊張していたんですね。過去問では得意だった「試験Ⅰ」の問題で15 問中7問も落としてしまったり、「不適切なものを選べ」で「適切なもの」を選んでしまったりと、本番の怖さを知りました。

翌日の解答速報で自己採点してみると、思っていたより取れていて、合格ラインを越えているかも、という点数でした。でも、記述式問題に自信がなく、慌てていたのでマークミスも心配で、合格通知を見るまでは確信が持てず、発表まで本当に長い2カ月でした。それだけに合格通知が届いた時のうれしさは格別でした。

学習記録アプリでモチベーションを維持

単語カード
暗記が必要な用語は、単語帳を活用。NAFLの教材で難しく感じた「音声」については、教材の図解をコピーし、単語帳に貼り付けて覚えた

仕事をしながら学習時間を確保するのは大変でしたが、「Studyplus」というアプリで学習時間の記録を取り始めると「記録すること」がモチベーションアップとなり、諦めていた平日の夜にも、少しでも勉強しようという気持ちになりました。

また、「通信講座クラス」の中で学習コーチが発信してくださる「時事問題」に役立つ情報や「学習アドバイス」も大変参考になりました。「文法」「音声」「教育史」「言語学」「教授法」「心理学」……とたくさんのことを学び、覚えてきましたが、これまで関心のなかった「時事問題」を意識するようになれたことも大きな成長でした。もともと「東南アジアで日本語を教えたい」から始まった挑戦なので、この学習期間中に入ってきた「安倍総理が新しいアジア文化交流政策を表明」というニュースや「日本語パートナーズ」の情報は励みになりました。

検定試験には合格しましたが、最後まで文法への苦手意識は残っていて、まだまだ勉強不足を感じています。これからは、教えるための実践力を付けていきたいと思います。



日本語編集部からのコメント
検定試験合格おめでとうございます! 現在、国内外で日本語教師不足が深刻です。国の後押しもあり、日本語教師の活躍の舞台はこれから大きく広がることが予想されます。仲野さんのご活躍、楽しみにしています。


マガジンアルク』2015年3-4月号掲載


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