HOME > 英会話 > 看護に役立つ!実践メディカル英語 > Lesson3 外来での英会話 ~診察後~

Lesson3 外来での英会話 ~診察後~

執筆 押味貴之
Lesson3 外来での英会話 ~診察後~

外来患者さん(outpatient)との英会話というと皆さんはどのような場面を想像しますか? 現病歴や既往歴などをたずねる「医療面接(medical interview)」でしょうか? それとも「身体所見(physical examination)」を取るときですか? もちろんそういった診察の場面でも英会話のスキルは重要ですが、外国人の患者さんには診察の前後でもさまざまなサポートが必要になります。また診察の場面では英語が話せるドクターがいれば問題ありませんが、受付での支払いや再診の予約といった場面ではそういうわけにもいきません。そこで前回から診察前と診察後の2回に分けて「外来での英会話」を紹介しています。2回目の今回は、診察後の表現がテーマです。

「薬局に行って処方箋の薬を受け取ってください」
診察(consultation)が終わると、患者さんには再び待合室で待ってもらうことになります。何も指示されないと患者さんは不安になりますので、Please wait again in the waiting room for your turn.(先ほどと同じように待合室で順番を待っていてください。)と伝えておきましょう。

受付に患者さんをお呼びするときには、Mr./Ms. ○○, please. と声をかけます。受付で何をするのか戸惑わないよう、あらかじめ Please pay the fees when you are called at the reception desk.(お名前が呼ばれましたら受付で料金をお支払いください。)と伝えておくとよいでしょう。

最近の病院では、支払いにクレジットカードが使えるところが増えてきていますが、もし病院で現金しか使えないようでしたら、Please pay by cash. We don't accept credit cards.(現金でお支払いください。クレジットカードではお支払いいただけません。)と伝えておきます。また、患者さんの中にはアメリカドルなど外貨での支払いを考えておられる場合もありますので、We only accept Japanese yen.(日本円でしかお支払いいただけません。)と伝えておくことも大切です。

支払いが終わると、診察券(patient ID card)や処方箋(prescription)など、さまざまなものを患者さんは受け取ります。そこで、Please receive the receipt, your patient ID card, health insurance card, and the prescription.(レシート、診察券、健康保険証、そして処方箋を受け取ってください)と言って、どんなものを受け取るのかを明確にしておきます。また患者さんに「処方箋を渡して、そこにある薬を受け取ってください」と伝えたいときがありますが、これを直訳しようとすると非常に複雑になってしまいます。しかし、have your prescription filled という簡単な表現がありますので、例えば「7階の鈴木薬局に行って処方箋の薬を受け取ってください。」と言いたいときには、 Please go to the Suzuki Pharmacy on the 7th floor to have your prescription filled. と伝えればよいでしょう。

Key Phrases
Please pay the fees at the reception desk.
(受付で料金をお支払いください。)

Please pay by cash.(現金でお支払いください。)

We don't accept credit cards.
(クレジットカードではお支払いいただけません)

Please go to the Suzuki Pharmacy to have your prescription filled.
(鈴木薬局に行って処方箋の薬を受け取ってください)


「診察券を忘れずにお持ちください」
再診(return visit)の予約を取ることも、診察後の大切な仕事です。もし受付の人と患者さんのコミュニケーションがうまくいっていないようでしたら、May I help you make the return appointments?(再診の予約を取るお手伝いをしましょうか?)と声をかけてあげましょう。

ドクターから再診日の指定があるときには、The doctor wants to see you on June 10th.(ドクターは6月10日に診察を考えています。)と伝えましょう。また、具体的な時間を含めて提案するときには、How about Friday, the 10th, at 11:00 in the morning?(10日金曜日の午前11時はいかがですか?)とたずねます。再診日まで時間の空くときなどは、 Please come back in a month.(一カ月したらまた来てください。)といった表現を使います。

さて、再診日が決まったら再診時の持ち物も確認しておきます。Please do not forget to bring your patient ID card.(診察券を忘れずにお持ちください。)としっかりと伝えておきましょう。 また、月の最初の診察には健康保険証も必要になります。これも、Please be sure to bring your health insurance card at the first visit of each month.(月の最初の診察時には健康保険証を必ずお持ちください。)と言えばいいでしょう。

患者さんが病院を後にするときに我々が口にする「お大事に」ですが、英語圏では See you. とか Take care. など、ごく簡単な表現がよく使われます。もちろん「お大事に」にも、Please take care./Please take good care of yourself. という英語訳があるのですが、心のこもった日本語の「お大事に」の方が気持ちは伝わると思います。英語で意味を伝えることも大切ですが、こういうすてきな日本語は「心を伝える言葉」として、ぜひそのまま使っていただきたいと思います。

Key Phrases
May I help you make the return appointments?
(再診の予約を取るお手伝いをしましょうか?)

Please do not forget to bring your patient ID card.
(診察券を忘れずにお持ちください。)

Please be sure to bring your health insurance card at the first visit of each month.
(月の最初の診察時には健康保険証を必ずお持ちください。)



看護に役立つ!実践メディカル英語 トップへLesson4へ>>


  • アルコムワールドで日記を書く

メルマガ登録