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Lesson13 検査に関する英語表現2

執筆 押味貴之
Lesson13 検査に関する英語表現2

患者さんが「検査(examination)」を受ける場合、侵襲性が極めて低い場合を除き、その手順 (procedures)や合併症(complications)などを詳しく説明することが求められます。また、実際に検査を行う際には、必要な指示を患者さんに与え、適切な声かけをしていくことも大切です。英語を話す患者さんに、検査の手順や合併症について詳しく説明する際には、英訳された書類を使うことをお勧めします。しかし、現場で検査を行う際には、その都度手順を説明し、細かく指示を出すための英語表現を身につけておくことが理想的です。そこで、前回から2回に渡って、「検査の英語表現」を紹介します。2回目の今回は、CT、MRIと上部消化管内視鏡検査での英語表現がテーマです。

「金属類は取ってください」
まずは、「CT検査(CT[Computed Tomography] scan)」での表現から見ていきましょう。

「台に上がって仰向けになってください。」“Please hop onto the table and lie on your back.”と言った後、「台が動いてドームの中に入りますよ。」“The table is moving into the dome.”と説明します。また、CT検査では「息を止めてください。楽にしてください。」“Hold your breath. Please relax.”のように、呼吸に関する指示も必要になります。

CTやMRI検査では、必要に応じて造影剤(contrast medium /contrast material)が用いられます。これらの「副作用(side effects)」に関する詳細は、事前に「同意書(informed consent form)」にてしっかりと確認してもらいます。検査の場面では「造影剤の点滴をしながら撮影します。身体が熱くなりますが、心配いりません。」“We're taking the images with the contrast medium. You're going to feel hot, but no need to worry.”と声かけをして患者さんの不安を取り除いてあげましょう。そして、「気分が悪くなったりかゆみが出るなどの異常があればお知らせください。」“Let us know if you feel nauseous or itchy.” と指示します。

次に「MRI検査(MRI[Magnetic Resonance Imaging])」での表現です。
MRIですから事前に「金属類は取ってください。」“Please remove your metallic accessories.”と伝えておきます。

CT検査と同じように、「ドームの中に台が入っていき、撮影します。」“You're going to the dome and we're taking the images while you are in the dome.”と手順も説明しましょう。また、MRI検査では「高い音が出ますが、心配いりませんよ。」“You'll hearing screeching sounds, but no need to worry.”のように、音に関する説明も必要です。あの不快な音に患者さんが驚かないように“screeching sounds”(キーという高い音)と説明してあげましょう。


「唾が溜まってきたら出してください」
最後に「上部消化管内視鏡検査(Upper Gastrointestinal Endoscopy)」での表現です。

検査前には「前日の夕食(8時ごろ)からは絶食にしてください。当日の朝は食事も水分も摂らないでください。」“Do not eat or drink anything after 8 pm the night before the test. Nothing can be consumed on the morning of the test, not even water.” と説明します。

前処置においては以下の表現を覚えておきましょう。

「喉の麻酔をします。喉の奥にゼリーを溜めておいてください。」
“We will give you anesthetizing gel to put in the back of your throat. Please relax and don’t swallow it yet.”

「ゼリーを飲みこんでください。出してもかまいません。」
“Now you can swallow it or spit it out, as you like.”

「スプレーでもう一度喉の麻酔をします。」
“Next we will give you an anesthetizing spray for your throat.”

「胃の動きを弱める筋肉注射をしてから検査をします。」
“We will give you an intramuscular injection to reduce stomach movements.”

 続いて検査中の表現です。特に唾液やゲップに関する指示は重要です。

「左を下にして寝てください。」
“Please lie on your left side.”

「口を開けて、これを軽く噛んでください。」
“Open your mouth and bite down gently on this.”

「カメラを入れていきます。合図をしたらごくんと飲み込んでください。」
“I will slide the scope in now. When I give you the sign, please swallow.”

「ゆっくり呼吸をして、力を抜いてください。」
“Breathe slowly and relax.”

「検査中は飲み込むとむせてしまいます。唾が溜まってきたら出してください。」
“During the procedure, you will choke if you swallow. So, just let the saliva drool from your mouth.”

「胃に空気を入れて見ますので、ゲップは我慢してください。」
“Your stomach is being inflated, so prevent yourself from burping.”

「胃の奥の方へカメラを進めているので、少しつっぱる感じがしますよ。」
“You will feel pressure as the scope makes its way into the bottom of your stomach.”

「ポリープがあったので、細胞の検査をします。」
“A polyp has been detected, so we will perform a biopsy to check the cell structure.”

「空気を抜いて終わります。」
“As we finish up, we will deflate your stomach.”

検査が終わっても患者さんの喉には麻酔が残っています。従って、「喉のしびれがとれるまで、1時間は飲んだり、食べたりしないでください。」“Your throat will be numb for an hour, so please don't eat or drink anything for at least an hour.”と付け加えることも忘れないようにしましょうね。



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