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執筆・解説 辰巳友昭


つぶやき英語表現 Vol. 97
2/17 Up
at a complete loss for words
(言葉にならない)
Tatsumi's Pick Up
「名前を呼ばれたときは、びっくりして、言葉にならず信じられませんでした」
― バレエ 二山治雄さん

When my name was called, I was so surprised that I was at a compete loss for words in total disbelief.

解 説

背景
若手バレエダンサーの登竜門(the gateway event in junior ballet)とされるスイスのローザンヌ国際バレエコンクールが1日に行われ、日本の二山治雄さん(17歳、長野県松本第一高校)が最優秀賞、前田紗江さん(15歳、横浜翠陵高校)が2位を受賞しました。15~18歳の若手ダンサーが参加する本大会ですが、過去に日本人が優勝したのは1898年の熊川哲也さん、おととしの菅井円加さんに続いて3人目とのことで、二山さん、前田さんともに将来の活躍が期待されています。


表現解説
今回は驚いたときの自分の状態を説明する表現として「言葉にならない」を取り上げました。英語ではat a loss for words。lossの前にcompleteやtotalを入れて強調することがよくあります。直訳すると「言葉を失っている」ですから、驚いてしまって言葉が出ないというのは日英両語に通じる感覚なのでしょう。日本語でもとっさに反応に困ったときに使う言い回しですから、そのままで覚えてしまいましょう。


上の英訳例には他にも「驚き」を表す表現が複数使われています。まずはおなじみのsurprised(驚いている)を使ったもの。前にsoを付けて後にthat節を続けると「とても驚いたので~」と言うことができます。この語を用いるときは、「人間が主語のときはsurprised、物事が主語のときはsurprising」と覚えておきましょう。I am surprised.(驚きました)、The result was surprising (to me).(結果は(私にとって)驚くべきものでした)となります。逆にしてしまうとI am surprising.(私って驚くべきものです。??)やThe result was surprised.(結果が驚いた。??)と奇妙な表現になってしまいます。


もう一つはin total disbelief(まったく信じられなくて)。beliefは動詞believe(信じる)の名詞形で、disbeliefはその反対の意味を表します。あまり自分で使うことはないかもしれませんが、こういう表現があることは認識しておくと良いでしょう。


最後に再びat a lossに戻ります。この語は高校生用の教材では「be at a loss+wh節」の形で紹介することが多く、筆者もはじめは「言葉にならない」をat a loss what to sayと表現していましたが、at a loss for wordsの方が自然なようです。at a loss who to talk to(誰に話しかければ良いのか途方にくれている)、at a loss where to go(どこに行けば良いのかさっぱり分からない)といったwh節を使った言い方も使いどころがありそうですが、こと「言葉にならない」についてはI was at a (complete) loss for words.の1文を覚えておくと良いでしょう。


最後に起き寝るから、at a lossを使った表現一つと「驚き」を示した表現一つを紹介します。


今回の起き寝る関連表現

I'm at a loss when the boss leaves all the decision-making to us.
(部下に丸投げされても困るんだよなあ)
起きてから寝るまで英語表現700 オフィス偏』P.58 No. 22

Gee! Customers are lining up out of the door.
(うわあ、店の外まで行列してるよ)
起きてから寝るまで英語表現700』P.202 No. 1

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