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執筆・解説 辰巳友昭

つぶやき英語表現 Vol. 117
12/18 Up
go well
(うまくいく)
Tatsumi's Pick Up
「1回目は会心の1本。全てがぴたっとはまった。2回目は風が悪くて伸ばせず3位か4位かと思ったけど、まさかの同点優勝だった。あり得ない」
― スキージャンプ 葛西紀明選手

The first jump was excellent. Everything went really well. The second one didn't go as well because of the wind, so I figured I would be in third or fourth place. I was really surprised to share first prize. It was quite unexpected.

解 説

背景
11月29日にフィンランドで行われたスキージャンプ男子のワールドカップで、42歳の葛西紀明選手が見事優勝し、自身の持っていた最年長優勝記録をさらに更新しました。葛西選手は札幌市が2026年の冬季オリンピック開催を目指すことを発表した際にも「できれば選手として出たい」と発言するなど、引き続きの活躍を明言しています。私事ですが、来年いよいよ四十路の僕にとっても大変励まされるニュースでした。


表現解説
「うまくいく」「物事が順調に進む」という日本語には、ついついsucceed, go smoothlyなどといった英語を当てそうになるかもしれませんが、実際にはgo wellというシンプルな表現が最も自然に聞こえます。少し立ち止まって考えてみれば、go wellを和訳すると「うまくいく」になるので、実は日英語に共通した言い方と言えるのですが、あまりに表現が合致しすぎていて逆にためらう人もいるようです。

よくある使用例としては、例えばHow is your research paper coming?(論文の進み具合はどう?)といった問いに対してIt's going well.(うまく行っているよ)と答えたり、How did the birthday party go?(誕生日パーティーはどうだったの?)に対してIt went really well.(大成功だったよ)と答えたりすることがあります。また、なんらかの計画や予定に対して、If things go well, ...(万事順調に進めば、…)のように使うこともよくあります。

反対に「うまく行かない」というときには、don't/doesn't go wellと否定形にすれば良いのですが、さらに明確に「失敗した、何か問題が発生した」という際にはgo wrongという表現を用います。Something went wrong and they failed to show up.(何か問題があったようで彼らは姿を見せなかった)のように使います。

なお、このwrongの用例は、Something is wrong with my computer.(私のコンピュータの調子が悪い)やWhat's wrong with you?(どうしたの? 何か問題がある?)という表現に通じるものですが、wrongの反意語がrightであるのに対し、今回の表現はgo wrongとgo wellが対になっていることに注意しておきましょう。

それでは、起き寝るから今回の関連表現を2つ挙げて終わります。


今回の起き寝る関連表現
Things don't always go well in life.
(人生、なかなかうまくいかないもんだなあ)
起きてから寝るまで英語表現700』P. 266 No. 26

Looks like something's wrong with the copier. I should ask maintenance to come right away.
(なんだかコピー機の調子が悪いみたい。急いで修理に来てもらわなきゃ)
起きてから寝るまで英語表現700 オフィス編』P. 24 No. 10

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