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執筆 石原真弓

That's it.は、That's all.と同じ意味?

That's it.という表現をよく耳にします。これは、That's all.と似た意味のようですが、ときどき違うようにも聞こえます。どうなのでしょうか。
(宮崎県 JMさん)

That's all.と同じ意味のほか、たくさんの意味があります

That's it.とThat's all.を同じように使うことができるのは、「それでおしまい」というニュアンスの場合です。話の最後に締めくくる感じで That's it. / That's all. と言うと、「以上です」という意味になります。また、クッキーやチケットなど、最後の1枚を手にした人にAre there any more?(ほかにもまだありますか?)と聞かれて、No, that's it./No, that's all.と答えれば、「いいえ、それが最後です」となります。
 That's all.(That's it.は×)は、自分の発言の最後に付け加えて、「ただそれだけだ」を意味します。I want to help you; that's all.(君の力になりたい、ただそれだけさ)という具合です。
 That's it.(That's all.は×)は、Yes.の強調として使われます。例えば、「あなたが探しているものはこれですか?」などと聞かれてThat's it! と言うと、「そう、それです!」というニュアンスに。人や物の名前を思い出したときにも使えます。また、スポーツの応援をしていてThat's it!と言えば、「いいぞ、その調子!」と励ます表現に。しつこい相手や物分かりの悪い相手に「いい加減にして!」と言い放つときも、That's it!が便利です。That's it; sit down.(いいから座りなさい)」という使い方もあります。
 さまざまな用法がありますが、状況から正しく理解できる場合が多いので心配無用です。会話でどんどん使ってマスターしてしまいましょう。

前回の質問は……

買い物をしたときに使う「袋はいりません」は、英語で何と言う?


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