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執筆 石原真弓

「あなたも~しないようにね」という返事の仕方はどう考えればいい?

Do not drink too much.と言われて、「あなたもね」と英語で答えるとき、主人はYou, too. かNor you.だというのですが、You, neither. ではないのでしょうか?
(NIGEL'S WIFEさん)

You, neither、You, tooに続く意味を考えてみましょう

私たちは学校で、「私も(~だ)」はMe, too.「私も(~ではない)」はMe, neither. と習います。よって、Do not drink too much.(飲み過ぎないようにね)と言われて「あなたも(飲み過ぎないように)ね」と答えるとき、後者の主語をyouに変えてYou, neither.とすればよいと考えます。しかし、これだと「あなたも飲み過ぎることはない(だろう)」というニュアンスになってしまいます。相手にも注意を促す意味での「あなたもね」は、ご主人のおっしゃるとおり、You, too. やnor(~もまた……ない)を使ってNor you. がよいでしょう。
 では、なぜ否定文に対してYou, too.が使えるのでしょうか? それは、内容が肯定か否定かにかかわらず、主語の直後にtooを置くと「誰々も」という意味に限定することができるからです。例えば、She, too, has a Porsche.は「彼女もポルシェを持っている」となりますが、She has a Porsche, too.だと「彼女もポルシェを持っている」と「彼女はポルシェも持っている」の2通り考えられ、意味があいまいです。「彼女も(ポルシェを持っている)」を明確にするには、She, too, has a Porsche.とするのがよいとされます。
ご質問の文はDo not drink ~と命令文になっているため、理解しやすいように、意味が同じYou shouldn’t drink too much. に形を変えて説明しますね。この文を、「あなたも飲み過ぎないようにね」と表すには、You, too, shouldn’t drink too much. とします。この最初の部分が、ご主人の言うYou, too. の出所です。You shouldn’t drink too much, either. と表現することも可能です。その際、You shouldn’t, either.とすれば誤解なく伝わるはずです。
You shouldn’t drink too much. と言われ、nor(~もまた…ない)を使って「あなたも飲み過ぎるべきでない」と答える場合は、Nor should you. と表現します。くだけた会話では、単にNor you. と言うこともあります。ご理解いただけましたか?

前回の質問は……

最上級で使われるof all のallは単数、複数?


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