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執筆 まつだあいこ
『ボビー(2006)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

次期アメリカ大統領候補ロバート・F・ケネディ暗殺事件のあった老舗ホテルに居合わせた宿泊客や従業員など、多種多様な人々の16時間を追った群像劇。1968年6月5日、カリフォルニア州ロサンゼルス。アンバサダーホテルでは、国民から大きな期待を寄せられていたケネディ上院議員を迎え入れる準備が進んでいた。

ボビー
販売元:東宝
Can you dig it?
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Edward: Can you dig it?
エドワード:わかるか?


解説


ホテルの副料理長であるアフリカ系アメリカ人のエドワードが、ラテン系の部下ミゲルと人種差別について語る場面から。この dig は、「わかる」「理解する」「気づく」、つまり、understand と同意。このフレーズは相手の理解を確認するための口語表現で、アフリカ系アメリカ人やヒッピーのスラングとしてもよく紹介されている。抜粋セリフと同じ形は『ウォリアーズ』(79)、『プリズン・ブレイク』(05)シーズン1第10話などで聞くことができる。簡略化されて使われることも多く、例えば『Ray/レイ』(04)、 『シャーク・テイル』(04)には You dig? が、『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』(03)には、dig it? の形が登場。なお、口語としての dig には「好む」「気に入る」という意味もある。


こんなふうに使ってみよう


Officer : Hash, the grass, the weed, dig it?
(警官:ハッシュ、葉っぱ、マリファナだよ、わかるだろ?
『13日の金曜日』(80)より


あいこのつぶやき


低予算映画だというのに、アンソニー・ホプキンスはじめ、あまりにも豪華な顔ぶれがそろった本作は、そのテーマ性と、脚本・監督を務めたエミリオ・エステベスの情熱と、俳優としての人脈のたまもの。調べてみると、主要キャスト陣のほとんどは、以前の彼の共演者だということが分かります。“ブラットパック”時代のエミリオを知る人にとって目を引くのは、彼がかつて婚約していたデミ・ムーアとの再共演(しかも夫婦役)。そしてもちろん、父上である名優マーティン・シーンの出演です。ただし、彼らが他人として同じ画面におさまるには、顔が似すぎですが。
※ブラットパック(Brat Pack)=80年代の青春映画で活躍していた若手俳優の総称。


way to go

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