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執筆 まつだあいこ
『ONCE ダブリンの街角で(2006)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

穴の開いたギター片手に、道端で失恋の痛手を歌う男と、楽器店でピアノを弾かせてもらっているというチェコ移民の女。アイルランド、ダブリンの街角で出会ったふたりは、それぞれのしがらみを抱えつつも、音楽を通じて心を通わせてゆく。そんな中、男は自作の曲のレコーディングを決意。女も参加することになるが……。

ONCE ダブリンの街角で デラックス版
販売元:ジェネオン エンタテインメント
That will do.
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


GIRL : That’s good. That will do.
女:似合うわ、いいじゃない。


解説


レコーディング・スタジオに支払う代金を調達するにあたり、まずは身だしなみを整えようと古着屋に出かけた男と女。試着室から出てきたスーツ姿の男を見た女は、満足そうに声をかける。do には、「役に立つ」「用が足りる」「好ましい」などの意味もあり、That will do.、または That’ll do. と声をかける場合は、ものごとが「それで間に合う」「ちょうどいい」「それで十分」「悪くない」といった意味になる。That'll do. は、『ベイブ』(95)や『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)ほかに登場している。「それでいい?」と聞くなら、“Will that do ?”、「それでいいはずだ」なら“That should do it. ”。“What good will that do?”となっていれば、「それが何の役に立つというんだ?」。


こんなふうに使ってみよう


Vanessa: Okay, that'll do.
(ヴァネッサ:オーケー、それでいいわ)

『オースティン・パワーズ』(97)より


あいこのつぶやき


登場人物たちの気持ちがシンクロする曲の数々が自然に溶け込んでいる、本作のリアリティを演出するのは、舞台であるダブリンとその周辺のありのままの様子です。今回のセリフが登場するシーンは、男性用ヴィンテージ衣装店でのものですが、この店も実在します。その名も、「BOGART MENSWEARーWEAR IT AGAIN SAM」。そう、1942年の名作映画『カサブランカ』で、ハンフリー・“ボガート”が言うセリフ、“Play it again, Sam.”(あの曲をまた弾いてくれ、サム)のもじりですね。


classic

ホリデイ(2006)

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