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執筆 まつだあいこ
『恋人たちの予感(1989)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

77年、大学の卒業時に出会ったハリーとサリー。そのときにお互いが持った印象は最悪。しかし数年後の再会をきっかけにうちとけ、お互いの恋人の話もできる“異性の親友”となったはずだったが……。「男と女の間に、友情は成立するか?」というテーマを軸に11年に及ぶ彼らの微妙な関係を描いた、ロマンチック・コメディ。

恋人たちの予感(特別編)
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
take it back
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


Harry: I take it back, okay? I take it back.
Sally: You can't take it back.

ハリー:今の発言は取り消すよ。わかった?前言撤回だ。
サリー:取り消せないわよ。


解説


ハリーがサリーの友人の恋人だった当時、ふと、サリーが魅力的だと告げた時の会話から。ハリーは、その発言がサリーにとってはくどき文句であり、単なる褒め言葉としては受け入れがたいものと気づき、取り消そうとする。take ~ back または take back ~は、「~を取り戻す」「~を返品する」「~を再び迎える」「~を思い出させる」「~を戻す」そして、「~を撤回する」といった意味のイディオム。「発言を取り消す」という意味でのこのフレーズは、『昼下がりの情事』(57)、『陽のあたる場所』(51)ほか、数々の作品のセリフで耳にすることができる。『フレンズ』(94-04)の第9シーズン 第8話には、相手に向かって、「取り消しなさい」と厳しく迫る、“You take that back.”というセリフがある。take over~なら「~を引き継ぐ」「~を乗っ取る」。


こんなふうに使ってみよう


Rhett: Are you sure you meant it? You don't want to take it back?
(レット:本当か? 取り消さないか?)
『風と共に去りぬ』(39)より


あいこのつぶやき


本作は、最近、ボトックスや唇の整形疑惑などで話題になっている元祖ロマコメの女王、メグ・ライアンの代表作。20代だった彼女が演じるサリーが、当時らしいファッションに身を包み、カフェで食事を取りながら見せる「フェイク・オルガズム」は語り草となりました。このシーンで、彼女を見た女性客(監督ロブ・ライナーのお母様)が店員に言う、“I'll have what she's having.(彼女と同じものをいただくわ)”は、2005年に発表されたAFI(アメリカ映画協会)の名セリフ100選の33位にランクインしています。


That's the spirit.

ブレードランナー(1982)

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