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執筆 まつだあいこ
『評決のとき(1996)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

舞台は、ミシシッピ州。2人の白人青年に10歳の黒人少女が暴行を受ける。少女の父親カール・リーは、その青年2人を射殺し、保安官助手にも傷を負わせてしまう。若手弁護士ジェイクは、優秀な法学生とともにカール・リーの弁護に奔走するが、人種差別の激しいこの土地の緊張はさらに高まり……。J・グリシャムによるベストセラー法廷小説の映画化。

評決のとき
販売元:日本ヘラルド映画(PCH)
Let me get this straight.
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


Carl Lee: Let me just get this straight here, Reverend.
カール・リー:牧師、ここではっきりさせておこう


解説


白人の若手弁護士ジェイクを雇ったカール・リーに、これをよく思わなかった黒人の人権活動家や牧師は、自分たちが選んだ弁護士をつけようと近づいてきた。しかし、弁護費用の流れに疑問を感じたカール・リーは、牧師に矛盾点を追及する。このフレーズは、混乱した物事の流れや複雑な情報を「整理しよう」「いったん筋を通そう」「確認させてくれ」などと相手に話し掛けるときの定番表現。たいてい、このフレーズの前には“Wait a minute.”などの、「待ってくれ」と相手を止めるセリフが入る。この表現は、『シュレック』(01)、『ビッグ・フィッシュ』(03)、『ターミナル』(04)、『エリン・ブロコビッチ』(00)、『スリーパーズ』(96) ほか、多数の作品にも登場している。なお、「別の言い方をしよう」と言う場合は、Let me put it this way. など。


こんなふうに使ってみよう


Timon: Let me get this straight. You know her. She knows you. But she wants to eat him. And everybody's okay with this? (ティモン:整理させてよ。君は彼女の知り合いで、彼女も君を知ってる。でも彼女は彼を食べたい。で、みんな、これでいいわけ?)
『 ライオン・キング 』(94)より


あいこのつぶやき


本作には、『スピード』(94)で注目され、“girl next door”(隣のお姉さん)のイメージが強いサンドラ・ブロックが、ジェイクを補佐する法学生役で出演しています。この後も着々とキャリアを積んだ彼女は、2009年の“Money-making star(稼げるスター)”ランキングで1位を獲得。そして2010年、ラジー賞(最悪主演女優賞)と、アカデミー賞(主演女優賞)を同時受賞するという快挙(?)を成し遂げました。しかも、最高の賞だけでなく、最悪の賞の授賞式に出席、茶目っ気たっぷりのスピーチで会場をわかせました。


I got a bad feeling.

トロピック・サンダー/史上最低の作戦(08)

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