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執筆 まつだあいこ
『華氏911(2004)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

マイケル・ムーア監督が、ブッシュ大統領の再選を阻止すべくまとめた映像集。大統領選の疑惑や就任後ののんびりした仕事ぶりに始まり、9.11同時多発テロの背景、そしてイラク戦争をめぐる国民の心の動きをまとめている。全体的にはコメディタッチながら、直視しがたい戦場での衝撃映像も盛り込んだ異色ドキュメンタリー。

『華氏911 コレクターズ・エディション』[DVD]
販売元: ジェネオン エンタテインメント
That's the whole point.
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


McDermott: No one read it. That's the whole point.
マクダーモット議員:誰も読んでない。そこがポイントなんだ


解説


政府の個人情報入手などを容認する「米国愛国者法(反テロ法)」のスピード成立は、下院議員が法案をじっくり読むひまなく通過したから、と指摘する議員のコメントから。「そこがミソだ」「つまり言いたいのはそれだ」など、さまざまな要点や問題について語られた後、いちばん大事な事柄が出てきた時に使うフレーズ。“That's the point.”もほぼ同意だが、whole(全体の)が入ることで、より強調されている。相手の言う内容が曖昧な時、「結局、何が言いたいのか」と問うなら、“So, what's the whole point?”、「つまり重要なことは……」とまとめるなら、“The whole point is...”とすればOK。『フル・モンティ』(97)ほか多数登場。


こんなふうに使ってみよう


JOEY: (親友に)I know I can stand to be around her... which means I get to hang out with you... which is kinda(=kind of) the whole point, anyway. (ジョーイ:おまえの彼女といても我慢できるってことは分かった。つまりこれはおまえと遊べるってことだ。結局それが大事ってことだよな)
『フレンズ3』第1話(96)より


あいこのつぶやき


本コラム解説内で触れた「愛国者法」は、徐々に改正されてはいるようですが、今だプライバシー侵害に対する懸念は強いようです。テロ対策とはいえ、情報通信を盗聴されたり、図書館の利用や医療記録を簡単に公開されてしまうのは、やはり心配。そういえば、筆者が先日購入したムーア監督の著書『おい、ブッシュ、世界を返せ!』冒頭には、こんなことが書かれていました。「この本の購入者名は、愛国者法違反の潜在的容疑者としてデータベース登録され……」。ま、まずい?


This is it.

シュレック2(2004)

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