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執筆 まつだあいこ
『バグダッド・カフェ(1987)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

ラスベガスに近い西部の国道66号線沿いにたたずむ、さびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。ある日、宿泊することになったのは、旅行中に夫とけんか別れしたドイツ人女性、ジャスミン。彼女の出現で、数少ない常連客たちと従業員、ひとりでモーテルを切り盛りする無愛想な女主人は、なぜか少しずつ活気を取り戻していき……。

バグダッド・カフェ 完全版
販売元:紀伊國屋書店
You heard me.
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Brenda: You heard me!
ブレンダ:分かったの?!


解説


ピアノばかり弾いていて、注意をしてもするべきことをまったくしない息子をしかりつける、モーテルの女主人ブレンダのセリフから。相手を主語に置いたこのフレーズは、親が子に、先生が生徒に注意した際、「私の言ったことが聞こえたでしょう」とすぐに行動をしないことへのいら立ちを表す場合によく用いる。「すぐにしなさい」、「口答えは許しません」といった命令口調のニュアンスが伝わる。I think you heard me. (聞こえたはずだけど)と冷ややかに言うパターンも多い。 You heard me. が聞けるのは『アリー my Love』(97-02)シーズン3第18話、『スリーピー・ホロウ』(99)、『恋の時給は4ドル44セント』(90)ほか。なお、この表現は「言った通りだ」「聞き返さないで」という意味でも使える。


こんなふうに使ってみよう


Andrew: You heard me. On your knee.
(アンドリュー:聞こえたろ。ひざまずいて)
『あなたは私の婿になる』(09)より


あいこのつぶやき


主題歌「コーリング・ユー」が心にしみる本作。ミニシアターブームの代表作が20年を経て、ニュー・ディレクターズ・カット版となり昨年から日本で順次再公開されています。実に根強い人気作で、公開以来、ロケ地には絶え間なくファンが訪れているようです。舞台となったカリフォルニア州バグダッドは、60年代に開通したハイウェイの影響で姿を消しており、撮影は、近くの町で営業していた別のカフェで行われました。このカフェは映画のヒットを受け「バグダッド・カフェ」と改名し、営業を続けています。筆者もいつか行ってみるつもりです。


How should I know?

哀愁(1940)

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