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執筆 まつだあいこ
『レポゼッション・メン(2010)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

近未来のある街で。人工臓器の発達によって長寿を約束されながら、高額な臓器のローンに苦しめられる者が後を絶たない。返済が滞れば、レポゼッション・メン(回収人)に容赦なく臓器を回収される恐ろしい運命が待っている。そんな中、すご腕の回収人レミーは、皮肉にも回収中の事故で自らが人工心臓を埋め込まれた体となり、巨額の負債を抱えてしまう。

レポゼッション・メン
販売元:ジェネオン・ユニバーサル

do not feel a thing
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Remy: You won't feel a thing.
レミー:痛みは何も感じない


解説


あるミュージシャンの人工心臓の回収に訪れたレミー。あきらめた様子のミュージシャンは、臓器が回収されるときの痛みについて問う。フレーズはこの問いへのレミーの返事から。文字通り「何一つ感じない」つまり「まったく気にならない」を意味するこのフレーズは物理的な痛みにも、精神的な苦痛に対しても使える。本フレーズは現在形では『イグジステンズ』(99)、『デンジャラス・ビューティー』(01)、未来形では『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89)、『カフス!』(92)、『ザ・フライ』(86)。過去形では『ツインズ』(88)、『戦場のピアニスト』(02)などに登場。Didn't you feel anything?(何も感じなったの?)に対して、「何も」と答えるなら Not a thing.でOKだ。


こんなふうに使ってみよう


House: You won't feel a thing... Except this excruciating pain.(ハウス:何も感じやしないさ……この激しい苦痛以外はな)
『Dr. HOUSE/ドクター・ハウス』 (2004-)シーズン5第7話より


あいこのつぶやき


『デモリションマン』(93)みたいなタイトルながら、『ブレードランナー』(82)に似た世界で、『未来世紀ブラジル』(85)的な話が『イグジステンズ』(99)っぽく展開するブラックユーモア満載の本作のスパイスは音楽です。1959年版カバーの名曲「スウェイ」やパパス&ママスの「私の小さな夢」をはじめとする小粋な曲の演出のおかげで、近未来にしては臓器の回収方法が大変すぎないかとか、臓器製造会社従業員も犠牲者が多すぎないかとか、この人工臓器の発展に比較すると、再生医療ならどこまで行っているんだろうなどというムダな考えは追いやって内容を楽しむことができました。


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