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執筆 まつだあいこ
『プリンセス・ブライド・ストーリー(1987)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

昔々、フローリン王国に、バターカップという美しい娘がいた。彼女は恋人ウェスリーが旅に出て死んだと聞かされ、つい、性格の悪い国王のプロポーズを受けてしまう。ところがそんな矢先、3人組の男が彼女を連れ去る。しかしそこへ、覆面の騎士が現れて……。病気の孫におじいさんが読んで聞かせる、ロマンチックなおとぎ話。

『プリンセス・ブライド・ストーリー 』[DVD]
販売元: キングレコード
Let me put it this way.
フレーズ活用度:★★★★★

セリフ抜粋


Vizzini: I can't compete with you physically, and you're no match for my brains.
Westley: You're that smart?
Vizzini: Let me put it this way. Have you ever heard of Plato, Aristotle, Socrates?
Westley: Yes.
Vizzini: Morons.

ビジニ:お前は肉体が勝っているが、俺は知恵が勝っている。
ウェスリー:おまえはそんなに賢いのか?
ビジニ:じゃあこう言おう。プラト、アリストテレス、ソクラテスは知ってるか?
ウェスリー:ああ。
ビジニ:バカどもだ。


解説


バターカップをさらったずる賢いビジニと、彼を追い詰めたウェスリー(=覆面の騎士)の会話。この後、力での勝負をする気ならいっそ先に彼女を殺してしまうとウェスリーを脅すビジニに、ウェスリーは知恵比べを持ちかける。フレーズは直訳すると「この方向に置かせてくれ」だが、「別な角度から説明しよう」「つまり言い換えればこうだ」と、自分の話の主旨を相手にもっと伝わりやすくするため内容を整理したり、補足する場合の前置きとして使う。ひとしきり言い直した後に「今のような言い方なら分かるだろう」などと結ぶ場合は、"Let me put it that way."が使われる。『2001年宇宙の旅』(68)、『キル・ビル Vol.2』(04)ほかにも登場。脱線、混乱している相手の話を自分で整理したい時などは、"Let me put(get) it straight."。類似表現に"Let me put it another way. (違う言い方をしよう)"。


こんなふうに使ってみよう


Wayne: I've had plenty of joe-jobs, nothing I'd call a career. Let me put it this way: I have an extensive collection of nametags and hairnets. (ウェイン:僕はつまらない仕事を転々としてきた。キャリアなんて呼べるものはないよ。こんな言い方はどうかな。僕は職場の名札とヘアネットのコレクションがある)
※joe-job=つまらない仕事。90年後半頃からは、パソコン用語で発信元を偽ったスパムメール(不特定多数に一方的に送りつける電子メール)、またその送信行為のことを指す。
『ウェインズワールド』(92)より


あいこのつぶやき


十数年前の留学中にテレビ放映で見た時、派手さはないのに、なぜかとても心に残った作品です。定番お姫様救出劇のようで定番でない(後半、ほとんど主人公が「動かない」)、正統派のようでコメディ要素が強い(プロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアント出演!)のがツボだったのかも。印象的なキャラはスペイン人剣豪のイニゴ・モントイヤ。日本での知名度はいまひとつですが、ハリー・ポッターや指輪物語の映画化前に特集された英Film Review誌によるベストファンタジー映画50では、『オズの魔法使』(39)に次いで6位と高ランクの名作です。


I knew it.

ファインディング・ニモ(2003)

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