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執筆 まつだあいこ
『シングルス(1992)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

90年代初めのシアトルを舞台に、独身男女の恋愛模様を描く。失恋したばかりのリンダは、ライブ会場で出会ったスティーブとの関係を進展させるのを迷っている。一方、なかなか振り向いてくれないロッカーのクリフにもどかしい思いをしているジャネットは、その原因を自分なりに分析し、ある計画を思い付くが……。

シングルス
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
Bless you.
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Cliff: Bless you.
Janet: Thank you.
クリフ:お大事に。
ジャネット:ありがとう。


解説


エレベーター内でのクリフとジャネットの会話から。フレーズは、くしゃみをしたジャネットに、クリフが掛けた言葉。このフレーズは God bless you.(神のご加護がありますように)のGod が省略されたもので、くしゃみをした人を気遣う定番表現である。くしゃみが不吉の前兆と考えられていたことに由来するといわれるが、現在は「お大事に」というニュアンスで日常的に用いられる。欧米では、見ず知らずの人であっても近くでくしゃみをすればこの言葉を掛けるほど定着している。 このフレーズが登場するのは『レイジング・ケイン』(92)、『キャッスル ミステリー作家は事件がお好き』(09-)シーズン1第1話、『ジーリ』(03)、『となりのサインフェルド』(90-98)シーズン3第19話、『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』(93)など。


こんなふうに使ってみよう


Loki: But you did not say “God bless you” when I sneezed.(ロキ:でもくしゃみしたとき「お大事に」って言わなかった)
『ドグマ』(99)より


あいこのつぶやき


本作の時代背景描写に欠かせないのが、80年代後半から90年代前半、シアトルを中心に盛り上がりを見せた、ニルヴァーナやパールジャムなどに代表される「グランジ(Grunge)」音楽。登場人物のクリフはグランジのバンドを組んでおり、ファッションもグランジならではです。これを知っていれば、『ザ・ロック』(96)で長年収監されていた男が自分の風貌が流行遅れか尋ね、返されるセリフ“Unless you're a 20 year old guitarist from Seattle. It's a grunge thing.(シアトル出身の20歳のギタリストじゃないならね。グランジってやつだ)”がいっそう楽しめます。


I'm on my way.

カイルXY(2006-2009)

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