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執筆 まつだあいこ
『ザ・エージェント(1996)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

大手スポーツ・エージェント会社で活躍していたジェリーは、会社の方針に疑問を感じ、自分の理想を提案書にして提出したところ、クビになってしまう。提案書に賛同した経理担当でシングルマザーのドロシーを連れ、やむなく彼は独立する。たった一人残った顧客、アメリカンフットボール選手のロッドに好条件の契約を獲得させるため奔走するが……。

ザ・エージェント (1枚組) DVD
発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Something came up.
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Dennis Wilburn: Something came up.
デニス・ウィルバーン:用事ができて。


解説


ロッドの契約について話をするため、アリゾナ・カーディナルズのゼネラル・マネージャー、ウィルバーンから指定された時間と場所に出向いたジェリーだったが、ウィルバーンは現れなかった。フレーズは、ジェリーにすっぽかした言い訳をするウィルバーンのセリフから。Something came up.は、予定通り進まなくなったときなどに、具体的には説明せず、予期せぬ問題などが起こったことを伝える定番表現。Something unexpected came up.(思わぬ事態になって)、Something important came up.(大事な用ができて)などと形容することも多い。“Something came up?”と語尾を上げて聞くと「何かあったの?」の意味になる。同様のセリフは『愛しのローズマリー』(01)、『身代金』(96)、『アパートの鍵貸します』(60)、『マシニスト』(04)などにも登場。


こんなふうに使ってみよう


Carrie: Oh, something came up. He's not gonna meet me.(キャリー:ああ、ちょっとあって、彼は私とは会わないの)
『セックス・アンド・ザ・シティ』(98-04)シーズン1 第4話より


あいこのつぶやき


本作には、05年発表のAFI's 100 Years...100 Movie Quotes(アメリカ映画協会のアメリカ映画100年、名ゼリフ100選)にランクインした“Show me the money!”“You had me at hello.”の他、“You complete me.”“Help me, help you.”など、多くの印象的なセリフがあります。筆者の印象に残ったのは、字幕などには訳されていませんが、互いに好意を持っているとはいえ、酔った勢いでジェリーが部下のドロシーにキスする場面。「セクハラ」という言葉を直接使わず、91年のアニタ・ヒル事件を引き合いに出して会話が進みます。この事件は、後に最高裁判事になるクラレンス・トーマス判事が、部下のアニタ・ヒルにセクハラを繰り返したとして告発された、アメリカでは群を抜いて有名なセクハラ訴訟です。
※AFI=American Film Institute


This is not a drill.

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