HOME > 英会話 > 映画フレーズつまみぐい > 『英国王のスピーチ(2010)』

執筆 まつだあいこ
『英国王のスピーチ(2010)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

国民に慕われた英国王ジョージ6世が、妻や専門家の支えで吃音(きつおん)を克服していく姿を描く。治療が進まない吃音に悩むジョージ6世は、ある時、スピーチ矯正の専門家ライオネルの独特な治療を試すことに。しかしそんな中、恋愛のために兄エドワード8世が王位を捨てたことによって、内向的な性格の彼が望まぬ王位を継承することになり……。

英国王のスピーチ コレクターズ・エディション
(2枚組)[DVD]

販売元:Happinet
get some air
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Lionel: Let's get some air.
ライオネル:外に出よう


解説


言語聴覚士ライオネルとの会話中、怒りが噴出し、興奮気味になってしまったジョージ6世。セリフは、この時ライオネルがジョージ6世に掛けた言葉から。get some air は、問題などがあり、煮詰まった雰囲気の室内から少し遠く(たいていは外)に行き、別の場の空気を吸って気分転換する、気持ちを落ち着かせる、あるいは頭を整理するといったことを意味する。人混みから離れる、空気を入れ替える場合にも使うことができ、air の前に fresh(新鮮な)を置くことも多い。get some (fresh) air を使ったセリフは、本作の他に『プリティ・ウーマン』(90)、『エド・ウッド』(94)、『シックス・センス』(99)、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)、『アイアンマン2』(10)など、数多くの作品で耳にすることができる。clear the air だと「雲やほこりを取り除く」「誤解を解く」の意味。


こんなふうに使ってみよう


Harry: Wanna get some air?(ハリー:外の空気を吸いに行こうか?)
『恋人たちの予感』(89)より
※wanna = want toをくだけた発音に合わせてつづったもの。なおこのセリフでは疑問文としてのDo youが省略されている。


あいこのつぶやき


もともと舞台用の戯曲として書かれたという本作は、映画のヒットとアカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞を受賞したおかげで、今や世界各地で舞台化されています。日本では、今年の夏に、東山紀之主演で上演されることが決まっており、彼がどのような演技を見せるのか注目されています。そういえば少し前に『オーシャンズ11』(01)が、宝塚歌劇団によってミュージカル化されていました。映像クリップを見たところ、やはり独特の世界観による華々しいアレンジがされており、映画との比較が楽しめそうです。


That explains a lot.

シークレット ウインドウ(2004)

>このほかのフレーズをつまんでみる

  • アルコムワールドで日記を書く

メルマガ登録