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執筆 まつだあいこ
『マネーボール(2011)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

実話の映画化。それまでの常識にとらわれない統計を重視した戦略で、低迷していた球団を生まれ変わらせたゼネラルマネージャー(GM)、ビリー・ビーンの姿を描く。成績は振るわず、資金も不足していたオークランド・アスレチックスでGMを務めるビリーは、現状を打破するため、斬新な方法を取り入れるが……。

マネーボール [DVD]
販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Cut the crap.
フレーズ活用度:★★

セリフ抜粋


Billy: Cut the crap, Pete.
ビリー:よせよ、ピート。


解説


ビリーは、イェール大で経済学を学び、独自のデータ分析による選手評価を行っていたピートを他球団から自分の補佐に引き抜いた。ある時彼は、選手としての自分の評価をピートに尋ねたが、ピートは正直ではないコメントをしたため、これを一喝する。このフレーズは「でたらめを言うな」「バカにするな」ときつく言う場合に、よく使われる俗語表現。crap は「たわ言、ナンセンス、うそ、ふざけた態度」などを意味しているが、そもそもは「くそ、汚物」を表す語。そのため、安易に使うべきではないが、覚えておきたい表現の一つだ。同じフレーズは『ゴッドファーザー』(72)、『メリーに首ったけ』(98)、『ブルース・オールマイティ』(03)、『バタフライ・エフェクト』(04)、『マイアミ・バイス』(06)など多数の作品に登場している。なお、「くそっ」「ちくしょう」を表す感嘆詞の一つに、Crap. もある。


こんなふうに使ってみよう


Baxter: Cut the crap, General.(バクスター:ふざけないでください、准将)
『ザ・ロック』(96)より


あいこのつぶやき


アメリカやカナダの女の子にとって、16歳は一人前の女性として認められる重要な年。盛大な誕生日パーティーを開いて祝う人も多くいます。この習慣は「Sweet 16(直訳:甘い16歳)」と呼ばれるのですが、ここで説明したのは、本作の劇中にユニークな形で登場していたからです。2002年9月4日、ビリーらが率いるアスレチックスが、劇的なサヨナラ勝ちでア・リーグ新記録の20連勝を達成しました。劇中には球団の快進撃を表すのに、16勝時には「Sweet 16」、17勝時は「Sweeter (もっと甘い)17」という応援ボードを掲げるファンの映像が盛り込まれています。


if you insist

ギルモア・ガールズ(2000-2007)

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