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執筆 まつだあいこ
『イースターラビットのキャンディ工場(2011)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

実写とCGアニメの融合作品。イースター島にあるキャンディ国のウサギとヒヨコたちは、キリスト教の祝日「イースター(復活祭)」で配られる菓子を作るため、忙しい毎日を送っている。ある時、その国の王子イービーは王位を継ぐのを嫌がり、こっそりハリウッドへ逃げ出す。そして無職の青年フレッドと遭遇するが……。

イースターラビットのキャンディ工場 [DVD]
販売元:ジェネオン・ユニバーサル
cut to the chase
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


The Hoff: Cut to the chase, my friend.
ザ・ホフ:始めてくれるかな、君。


解説


フレッドは、ミュージシャンを夢見るイービーを連れ、タレント発掘オーディションへ。フレーズは、イービーのドラム演奏披露に先立ち、くどくどと紹介するフレッドに審査員ザ・ホフが掛けた言葉から。このフレーズは、「単刀直入に」「遠回しにしないで」「すぐ本題に入る」「さっさと要点を言う」といった意味がある。 cut to ~は「急に~に変わる」「途中を飛ばして~にいく」、the chase は「追跡(シーン)」のことで、アメリカの無声映画が、いきなり見せ場である追跡場面に入る展開が多かったことに由来する言い回しである。この表現を含むセリフは『ザ・プレイヤー』(92)、『ペリカン文書』(93)、『フォー・ルームス』(95)、『バグズ・ライフ』(98)、『サマー・オブ・サム』(99)、『アナライズ・ミー』(99)、『ボーン・スプレマシー』(04)、『カーズ』(06)、他多数で耳にできる。同意表現に go straight to the point がある。


こんなふうに使ってみよう


Seth: Hello, Gloria, I'm Seth. That's my brother Richie. Let's cut to the chase.
セス:やあ、グロリア。俺はセス。そっちは弟のリッチー。本題に入ろう。
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96)より


あいこのつぶやき


今回の抜粋セリフの話者である審査員ザ・ホフとは、実際にタレント発掘番組の審査員もしていた俳優デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhof)のことで、ご本人が演じています。彼は、80年代に大ヒットしたテレビドラマ『ナイトライダー』で、人工知能搭載のドリームカーとともに悪に立ち向かうヒーローを演じたことで有名です。その人気は、名前をもじった"Don't hassle the Hoff.(ホフ様を怒らせるな)"という言葉も生まれるほどでした。近年は私生活の乱れもあり、セルフパロディー的な役柄が目立ちますが、本人は楽しんでいるようです。本作では、前述の主演作をにおわせる楽しいセリフも登場します。


You do?

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