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執筆 まつだあいこ
『スティング(1973)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

1930年代のシカゴ。フッカーたち詐欺師の3人組が、ある男から金をだまし取った。しかし運悪くこの男は大物ギャングのロネガンの手下で、ほどなくフッカーの師匠が殺害されてしまう。フッカーはベテラン賭博師ゴンドルフを訪ね、ロネガンから大金をだまし取ることで復讐(ふくしゅう)を果たそうと、計画を練り始めるが……。

『スティング』[DVD]
販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
Beat it.
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Woman: Beat it, Mottola!
女性:あっちへ行ってよ、モットーラ!


解説


ロネガンの手下のモットーラが、電話で話している最中の女性にちょっかいを出したシーンから。知り合いと思われるその女性は少々怒った口調でモットーラに切り返す。Beat it.は、Go away. やGet lost.などに言い換えられる、「出て行け」「邪魔するな」の意味を持つ荒っぽい表現。「逃げろ」「関わるな」の意味もあり、1983年にマイケル・ジャクソンが発表した有名楽曲タイトル(邦題「今夜はビート・イット」)はこの意味で使われた。Beat it.がセリフに登場する映画は他に、『ウェスト・サイド物語』(61)、『プリンセス・ブライド・ストーリー』(87)、『マルホランド・ドライブ』(01)、『アイス・エイジ』(02)、『キル・ビル』(03)など。なお、beat someoneだと「(人を)殴る」「(人を)負かす」の意味になる。


こんなふうに使ってみよう


Biff: Close the door and beat it.
George: No, Biff. You leave her alone.
ビフ:ドアを閉めて失せろ。
ジョージ:いいや、ビフ。彼女を離せ。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)より


あいこのつぶやき


本作は犯罪を扱いながらも実におしゃれに、小気味よく作られた娯楽作品です。テーマ曲であったスコット・ジョプリンの「ジ・エンターテイナー」をはじめとする音楽も終始、軽妙な雰囲気を醸し出し、よく練られた脚本と巧みな演出が高い評価を得ました。筆者はこの作品を見るたび、男性陣のスーツ姿にうっとりします。衣装担当はイデス・ヘッド。オードリー・ヘプバーン出演作やヒッチコック作品などを手掛け、女性の美しさを際立たせる衣装デザインに定評がありましたが、重要な役どころに女性が少ない本作でも見事アカデミー賞を受賞しています。


owe someone big time

アルビン / 歌うシマリス3兄弟(2007)

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