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執筆 まつだあいこ
『TOUCH/タッチ(2012- )』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

9.11同時多発テロ事件で妻を亡くした元新聞記者のマーティンは、仕事を転々としながら11歳の息子ジェイクを育てている。ジェイクはこれまで言葉を発したことがなく、数字に固執、他人との接触を嫌うため親子のコミュニケーションもままならない。そんなある日マーティンは、息子がつづる数字が自分へのメッセージと気付き……。

『TOUCH/タッチ』[DVD]
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
I'm all ears.
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


Clare: I want to offer solutions, I do.
Martin: I'm all ears.
クレア:解決策を提案したいんです。
マーティン:ぜひ聞きたいね。


解説


シーズン1 第1話より。マーティンの仕事中に電波塔に登るという騒ぎを起こしたジェイクを見かねて、児童保護局は調査員クレアを派遣。自分の苦労に理解を示さない施設の介入を嫌うマーティンは、皮肉めいて彼女の言葉に切り返す。I'm all ears. は「早く聞かせて」「どうぞ話して」「言ってみて」「ぜひ知りたい」などと相手の話に興味津々であることを示す定番表現。直訳すると「全て耳の状態である」となる be all ears は相手の話に熱心に耳を傾けることを指す。類似表現にI'm listening.などがある。よく聞きたいときの、耳の後ろに手を添えて音をよりよく拾えるようにするしぐさや、「耳をダンボにする」(ダンボはディズニーキャラクターで耳が大きい小象)という俗語に通ずる表現。このフレーズがセリフに登場するのは、『ビバリーヒルズコップ』(84)、『カリートの道』(93)、『インデペンデンス・デイ』(96)、『フラバー』(97)、『ギフト』(00)、『ハンコック』(08)、『バレンタインデー』(10)など。


こんなふうに使ってみよう


Elizabeth: You want me to tell you?
Donnie: Please, tell me.
Rose: We will not have this at the dinner table.
Donnie: I'm all ears!
エリザベス:教えてっていうの?
ドニー:頼むよ、教えて。
ローズ:ディナーの場でやめなさい。
ドニー:聞かせてよ!
『ドニー・ダーコ』(01)より


あいこのつぶやき


毎回が、『マグノリア』(99)や『ラブ・アクチュアリー』(03)のように一見関係のない人々がどこかでつながり、しかも未来に影響し合う群像劇となっている本作。物語は世界規模で展開し、第1話には日本も登場します。キーワードは「フィボナッチ数列」。イタリアの数学者フィボナッチが提唱した1, 1, 2, 3, 5, 8, 13,……と、どれもその前の2つの和となるという、自然界にも多く存在する数列です。ちなみにフィボナッチ数列は、映画だと『ダ・ヴィンチ・コード』(06)など、ドラマは『NUMB3RS ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル』(05-10)、『プリズン・ブレイク』(05-09)、『クリミナル・マインド』(05- )そして、福山雅治主演の『ガリレオ』(07、13)などにも登場しています。


Tough break.

『50/50 フィフティ・フィフティ(2011)』

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