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執筆 まつだあいこ
『アメリカン・ハッスル(2013)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

79年、ニュージャージー州アトランティックシティー。FBIに逮捕された詐欺師ローゼンフェルドは、司法取引でおとり捜査に協力することになる。カジノ開発の利権が絡む、汚職政治家やマフィア一網打尽をもくろんだこの計画は果たして成功するのか。アメリカで実際にあった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を基に映画化。

アメリカン・ハッスル コレクターズ・エディション [DVD]
販売元:Happinet

can't get enough (of it)
フレーズ活用度:★★★★★

セリフ抜粋


Rosalyn: I know that sounds crazy, but I can't get enough of it.
ロザリン:変に聞こえるわよね、でもやめられないの


解説


ポリート市長に近づいたローゼンフェルドは、妻ロザリンを伴いレストランで食事を共にする。フレーズは、ロザリンが市長夫人に自分の好きなマニキュアの匂いについて語るシーンから。彼女はそのマニキュアの腐ったような酸っぱい匂いが好きだという。can’t get enough は「どうしても足りない」「満足できない」の他、「やめられない」「止まらない」「飽きない」「目がない」などを表すときに使う。強調でcan’t の前にjustを付けたり、抜粋セリフのようにenoughの後に対象を入れることもある。本作劇中にはより具体的な、He can't get enough of that smell.(彼はあの匂いに夢中)という表現も出てくる。 このフレーズが聞ける作品は他に、『カクテル』(88)、『交渉人』(98)、『ストーリー・オブ・ラブ』(99)、『メイド・イン・マンハッタン』(02)、『ドッジボール』(04)など。反対に、「もう十分」「もうこりごり」「もうたくさん」「もうウンザリ」なら、have had enough。


こんなふうに使ってみよう


Rosalyn: It's like that perfume that you love, you can't stop smelling. Even when there's something sour in it. Can't get enough of it.
ロザリン:お気に入りの香りと同じで、嗅がずにいられないの。酸っぱい匂いがしても。やめられないのよ
『アメリカン・ハッスル』(13)より


あいこのつぶやき


本作では、バットマンのスマートな雰囲気を封印したクリスチャン・ベイルが、だらしなく太ってヅラを着けた詐欺師を演じたかと思えば、FBI捜査官役ブラッドリー・クーパーもイケメンオーラを消しパンチパーマで対抗(個人的には市長役のジェレミー・レナーのリーゼントにくぎ付けでしたが)。女性陣も負けていません。少し前に、かわいいお姫様を演じたエイミー・アダムスはしたたかでエロく美しい詐欺師の愛人として存在感を示し、神経症気味の詐欺師の妻役のジェニファー・ローレンスも、若さと実力を惜しみなく発揮し画面を支配します。実際には詐欺師はもっと危険な目に遭っており、その妻は後に自殺、と笑えない部分が多いですが、本作は人間模様に重点を置いて、コミカルな仕上がりになっています。


Got it?

『クリス・ヘムズワース CA$H(2010)』

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