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執筆 まつだあいこ
『REDリターンズ(2013)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

現役を退いてもなお危険視されている、元CIA*やMI6*の敏腕エージェント「RED(Retired Extremely Dangerous=引退した超危険人物)」らが活躍するアメリカン・コミック原作のアクション・コメディー第2弾。恋人と楽しく引退生活を送っていた元CIAのフランクは、32年前に封印された計画をめぐり、複数の敵から命を狙われることになるが……。
*CIA=Central Intelligence Agency。アメリカの諜報機関
*MI6=Military Intelligence, Section 6。イギリスの諜報機関

REDリターンズ [DVD]
販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

What happens in 場所 stays in 同じ場所.
フレーズ活用度:★★★

セリフ抜粋


Marvin: What happens in the Kremlin stays in the Kremlin!
マーヴィン:それはここ(クレムリンの中)だけにしてくれよ!


解説


爆弾の奪還のため、ロシアの政府機関を置く名所クレムリン宮殿へ向かったフランクたち。フレーズは、フランクが、見張り役を担当していた恋人のサラがロシア人にキスされているのを見て彼女と口論を始めたシーンから。見かねた仲間のマーヴィンは、抜粋セリフのように言って仲裁する。「旅の恥はかき捨て」として訳されることも多いこの表現は、羽目を外すことが目的で訪れることが多いギャンブルの町ラスベガス(の省略形)を入れた“What happens in Vegas stays in Vegas.(ベガスでの出来事はベガスに残る)”の形が最も有名で、場所の名は入れ替えて使える。どんなことがあってもその場から離れれば「他言無用」「水に流せ」「その場限り」という意味であり、 “in (場所)”を、「旅」を表す“on tour”や“on the road”、あるいは“here(ここ)”とする言い回しもある。(ラス)ベガスを入れたセリフは、そこが舞台の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)、『ラストベガス』(13)など多数の作品に登場。その他、場所を替えたセリフは『警察署長 ジェッシイ・ストーン 暗夜を渉る』(06)、『バウンティー・ハンター』(10)、『ARROW / アロー』(12-)シーズン2第6話他で聞ける。


こんなふうに使ってみよう


Paul: What happens on the Mile stays on the Mile. Always has.
ポール:(グリーン)マイル内での出来事は外には出さない。絶対に。
『グリーンマイル』(99)より


あいこのつぶやき


年配スターを多数起用したお祭りのようなアクション大作といえば、本作同様第1弾が10年公開のスタローン主演「エクスペンダブルズ」シリーズがあります。しかし、両者の面白さは正反対のところにあると言って良いでしょう。本シリーズは、主演ブルース・ウィリスの脇を固めるのが個性派、演技派といわれる面々。今回は名優アンソニー・ホプキンスまで出してきて、軽快にスマートに作ってあります。一方、シルヴェスター・スタローン主演作は往年のアクション俳優てんこ盛りで筋肉と泥臭さがたまりません。両シリーズとも年齢に負けずどこまで続くか見守りたいですね。それにしても、熟練した俳優さん(特にヘレン・ミレン)は、見せ場での「ドヤ顔」が素晴らしいです。


A word of advice.

『ARROW / アロー(2012- )』

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