HOME > 英会話 > 映画フレーズつまみぐい > 『ディボース・ショウ(2003)』

執筆 まつだあいこ
『ディボース・ショウ(2003)』
英会話に生かせる! 映画フレーズつまみぐい
 

離婚訴訟専門の敏腕弁護士マイルズは、今回も相手に容赦なく依頼人を勝たせた。しかし今回の相手は慰謝料目当てで結婚していた、したたかな美女マリリン。屈辱を味わった彼女が黙っているはずがない。しばらくしてマリリンは新しい婚約者を伴い、さっそうとマイルズの事務所を訪れる。彼を出し抜く手はずを整えて……。

『ディボース・ショウ』[DVD]
発売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
Let me handle this.
フレーズ活用度:★★★★

セリフ抜粋


Rex: What's so goddamn funny?
Miles: Please, let me handle this.

レックス:何がそんなにおかしい?
マイルズ:任せておいてください。


解説


依頼人のレックスそっちのけで、相手の弁護士と掛け合うマイルズ。横にいて話がさっぱり分からないレックスは、たまらず会話に割り込もうとする。このフレーズは「ここは私が対応します」「邪魔しないで」という感覚で使う。このように、動詞の handle には、物品などを「使う、触る」だけでなく、物事を「処理する、扱う」といった意味がある。ほかにこのセリフが登場しているのは『フレディ VS ジェイソン』(03)など。『ア・フュー・グッドメン』(92)には、handle を使った有名なセリフ“You can't handle the truth!(おまえに真実など扱えん!)”がある。また、handle を使う定番フレーズには、繊細な商品を入れた箱に表示する HANDLE WITH CARE(取り扱い注意)や、展示品などに付ける DO NOT HANDLE(手を触れないでください)といった注意書きもある。このフレーズの代わりに Leave it to me. を使ってもよい。


こんなふうに使ってみよう


Big Russ: Let me handle this. How did this happen? 
(ビッグ・ラス:任せて。どうしてこんなことに?)
『ミクロキッズ』(89)より


あいこのつぶやき


本作前半に2度、マイルズとマリリンが引用し合う名フレーズがあります。ひとつは“Dismiss your vows, your feigned tears, your flattery; For where a heart is hard they make no battery.”、もうひとつは“Who ever lov'd, that lov'd not at first sight?”(lov'd = loved)です。出展はわかりましたか? 前者はシェークスピアの『ヴィーナスとアドニス』、後者はシェークスピアと同時代の劇作家マーロウの『ヘーローとレアンドロス』からの一節です。ぜひ覚えておいてください。きっとまたどこかで引用されますから。


There you go.

ミリオンダラー・ベイビー(2004)

>このほかのフレーズをつまんでみる

  • アルコムワールドで日記を書く

メルマガ登録