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フェロー・アカデミー:講師からのメッセージ

吹替の楽しさを多くの人に伝えたい

写真:峯間貴子先生

映画の登場人物が起きぬけにカーテンを開け“What a beautiful morning!”とつぶやいたとします。あなたなら何と訳しますか?「なんて素晴らしい朝だろう」でしょうか? 英文解釈ならマルですが映像翻訳ではバツ。何故なら、あまりにも不自然なせりふだからです。自分なら何と言うだろう。「今日はいい天気ね」かな、それとも「気持ちの良い朝だ」かな、と考えていくのが翻訳という仕事です。

私が担当する授業では、登場人物が「言いそうなせりふ」を作っていく演習を繰り返して、吹替の楽しさを体験してもらうことを重視しています。授業では毎回、受講生が声優になり登場人物になりきって、せりふを読んでいくので、最初は恥ずかしがっていた受講生が徐々に演技する楽しさに目覚めるという光景も、しばしば見受けられます。

力をつけた受講生には下訳を依頼することも

写真:峯間貴子先生

講師は授業でダメ出しをすることが仕事だと心得ています(笑)。その時の基準となるのは、登場人物の性格やその場の感情を理解しているか、監督や脚本家が伝えたいことを表現できているかということです。吹替翻訳に求められるこれらの要素を満たすためには、台本を深く読み込む力や映像に込められたメッセージを丹念に観る力を養う必要があります。

また、登場人物の感情を十分に理解するには人間に対する興味や共感も必要でしょう。そうした技術や感性を身につけた人のさらなる成長を後押しすることも私の役割です。実力のある方には、支障のないものに限って、私が受注した仕事の下訳(大まかな翻訳)を依頼しています。決められた期限内に仕上げて納品するというプロセスから学べることも多いからです。

バランス良く学び表現の幅を広げる

映像翻訳を目指す方は、映画やドラマばかりを観がちですが、書物の中にも翻訳に活かせる日本語表現は詰まっています。また、ドキュメンタリー作品などの翻訳を目指す方なら広い雑学知識を養うことも大切です。

私が吹替翻訳の授業を担当する「ベーシック3コース」は、実務・出版・映像という翻訳分野をバランスよく学べるカリキュラムを採用していますので、日本語表現力の幅を広げる上でも役立つコースです。もちろん、プロになるには超えなければならないハードルがありますが、努力で超えられないものはありません。

翻訳の仕事に少しでも興味があるなら一度当校にいらしてみては如何でしょう。そして、これだ!と思えたなら覚悟を決めて勉強しましょう。その勉強を楽しく、実りあるものにするお手伝いは私たちがします。

写真:峯間貴子先生

峯間貴子 先生

Profile/

会社勤めをしながらフェロー・アカデミーで翻訳の勉強をはじめる。現在は映像翻訳者として活躍するとともに同校「ベーシック3コース」などで講師を務めている。映画『恋におちたシェイクスピア』(吹替)、海外ドラマ『そりゃないぜ!?フレイジャー』(吹替・字幕)、ドキュメンタリー『世界・神秘の道をゆく』シリーズ(吹替)など翻訳作品多数。

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