HOME > 初心者英語 > 苦手なりの受験英語 > 分析 > 【分析】英語が得意な人が難しく感じる問題


苦手なりの受験英語

 

2005年6月30日

【分析】英語が得意な人が難しく感じる問題

mouth_05.jpg
今回はこの問題を見ていただけますでしょうか?

次の括弧に入る適切なものを選びなさい
If you (  ) your best, you would have passed the examination.

(1) will do
(2) do
(3) did
(4) had done

考えて答えが決まったら続きを読むを押してくださいね。

ではでは~

If you (will do) your best, you would have passed the examination
If you (do) your best, you would have passed the examination
If you (did) your best, you would have passed the examination.

はい、以上はみんな間違い!Ψ(`∀´)Ψ

正解は
If you (had done) your best, you would have passed the examination.

あってましたか?

これは「仮定法過去完了」という文法が働くので、たとえ時制が過去であってもこの部分は過去完了にするのです。 (仮定法過去完了とは「過去の事実と矛盾することを仮定する場合は過去完了で表現する」というルールです。だから答えは had done なのです) ←この説明で分からなかったら人は、お手元の参考書で仮定法過去完了の部分を読んでください。


実はですな、この問題は「英語が得意な人が難しく感じる問題」なんです。
英語好きな人はこの問題をよく間違えます。
「did」 と答えてしまったり、「do」、「will do」 と答えてしまう人もよく見受けます。

実は「仮定法」という文法は、英語の得意な人が「カン」を使って解くと間違えるんです。
元々彼らは「時制」という文法にやや疎く、さらにその「時制」をこんがらがらせる「仮定法」になると、余計「カン」が鈍り、よく間違うのです。


私が浪人時代、まだ偏差値が40前後の頃、そばに仲の良い「偏差値70近い友人」がおりました。
彼はいわゆる英語好きな人でした。
つまり「カン」で解く人。

文法の授業を受けていた時の話です。
「仮定法の授業」でした。ふと彼のノートを見ると、彼は「間違いを連発」しているんです。

私は凄く不思議でした。

 私にとって仮定法は簡単で簡単でしょうがない。
 ちょっとやっただけで楽勝。
 間違いようが無い、物凄く簡単な単元…に感じていたのです。

私は「正解を連発していた」のです。仮定法だけは。


偏差値70の彼は、偏差値40もない俺よりも、間違いを連発…
物凄い謎でした。


受験が終わってから色々英語の学習法やらなんやらを見ると
「仮定法が難しい」
と述べられているものを沢山見つけてまたビックリ!!!

私にとって仮定法ほど簡単に感じた文法は無かったのです。


ここにも英語が好きな人と嫌いな人の差があります。


前回のお話は
関係詞…得意な人には簡単。カンで解ける
      苦手な人には難しい。よく間違う。
というお話でした。

今回は
仮定法…得意な人には難しい。カンで解けない。
      苦手な人には簡単。よくあたる。
というお話でした。


通常の英語の先生は、「自分が難しく感じる仮定法みたいなもの」を念入りに説明してくれるのです。
しかし「自分が優しく感じる関係詞のようなもの」は念入りに説明してはくれない(下手をするできない)のです。

こういうところにも
「英語好きな人ばかり成績が上がり、嫌いな人は上がりにくい仕組みがある」
と私は思っています。

続きはこちら

Comments

>おらむ~さん
こちらこそ、初めまして。古いログのコメント大歓迎です!
ありがとうございます。m(_ _)m

>英語を「嫌いだ、苦手だ」と感じている人はできるだけ英語そのものによらずに済ませよう、理解しようとしているキライがあり、それゆえ返って単語や意味から離れて原則通りに考えることができる面があります。

Σ( ̄□ ̄)!
この見解、素晴らしいですね! 気がつきませんでした! 絶対この側面があると思います!

>ところがそういう人にとって仮定法は英文と意味とが見た瞬間には一致しません。「過去形… ん? 仮定の話? 仮定法か… あ゛~っ 面倒臭ぇ~~っ」と感じるようです。深層構造と表層構造の不一致があり、間に思考のワンクッションがはいることで混乱が増すのではないかと考えています。

おお~~~。(’-’)(,_,)(’-’)(,_,)ウンウン
そうですね。そういう側面が多分にあると思います。なるほど。また1つ謎が解けた気がします。
いつか、「仮定法の謎」という話題を作って、特集したいと思いました。その際は、おらむ~さんのこのご意見を取り上げさせていただきますね! よろしくお願いいたします。

>英語が苦手な人にとっては深層構造と表層構造の不一致は元からのことなので、返って殊更に混乱を増すことは無いというのは皮肉なものですね。
ええ、全くですw 
英語嫌いな私からすれば「英語好きの奴ら! 仮定法はこっちは楽勝だぜ! ざまあみろ! Ψ(`∀´)Ψ 」という感想なんですがねw
では~★

初めまして。ちょっとコメントするには遅すぎる気もしますが書き込ませていただきます。
私も英語は苦手かつ得意で、自分にとって仮定法は「超簡単!」な部類です。
仮定法を難しく感じるかそうでないかというのは、原則をそのまま運用できるか否かではないかと考えています。

つまり英語を「嫌いだ、苦手だ」と感じている人はできるだけ英語そのものによらずに済ませよう、理解しようとしているキライがあり、それゆえ返って単語や意味から離れて原則通りに考えることができる面があります。
この仮定法は、「事実に反することは時制を一つ過去にムリヤリずらす」というだけのことで単純明快なルールによります。
仮定法が得意、という人はこのルールをほぼ機械的に適用すればいい、ということを理解しているわけです。

ところが英語が得意なひとは、天性の勘の良さからか、英文からまず“意味”が頭に飛び込んでくるようです。そしてその“意味”から英文を分析し問題に答える、という思考を辿ります。
このとき、「仮定→時制が過去になる」ということがどうしても納得できない、いや「そういうものだ」ということはわかっても頭の中でスンナリと繋がってくれないようです。

予断を許していただけば、「英文からまず“意味”が頭に飛び込んでくる」人は英文と意味とが瞬時に一致します。「英語なんて読めばわかるじゃん、見ればわかるじゃん」というわけです。深層構造と表層構造が一致していると認識しているわけです。
ところがそういう人にとって仮定法は英文と意味とが見た瞬間には一致しません。「過去形… ん? 仮定の話? 仮定法か… あ゛~っ 面倒臭ぇ~~っ」と感じるようです。深層構造と表層構造の不一致があり、間に思考のワンクッションがはいることで混乱が増すのではないかと考えています。

英語が苦手な人にとっては深層構造と表層構造の不一致は元からのことなので、返って殊更に混乱を増すことは無いというのは皮肉なものですね。

>たこさん


ふむふむ。専門的な話でごめんなさいm(_ _)m
英文法でいう「複文」という範疇のものは中学でやらないのです。だから複文に含まれる仮定法や接続詞や話法とかは中学ではやらないんです(複文って分かりますか? 接続詞の勉強をした後であるなら、知っていなければいけませんよ。まだ接続詞を学習していないのならば知らないのは当然です。むしろ知っているほうがおかしいw 接続詞の学習時に覚えてくださいね)


仮定法は極めて算数的なのです。
ところが英語が好きな人は得てして算数がお嫌いなのです。
「仮定法」は、算数的な発想で考える必要があります。だから英語が好きな人にとって「仮定法の学習」は【強烈な嫌悪感】と戦わなくてはならない作業なわけです。極めて不快です。だから好きな人は「仮定法から逃げがち」です。


ちなみに、英語が嫌いな人にとって「英語の学習」は【強烈な嫌悪感】と戦わなくてはならない作業なわけです。極めて不快です。だから嫌いな人は「英語から逃げがち」なんです。

仮定法は英語が出来る人々に難しく感じられたせいか、中学では出てこないということにこの頃気がつきました。

> 私も仮定法は好きであります。
> 英語は苦手&嫌いであります。

おおw(°O°)w!
裏付けられた情報をアリガトウ!(^^)これを納得しない英語の先生は多いんですよ。彼、彼女らは仮定法でしこたま苦しんでいますから。我々が関係詞で苦しむのと同じように。

以前俺の掲示板に書きこまれた英語嫌いでかつ数学好きな方からはこういう風に「仮定法の楽さ」を表現していました。
 「あんなもん、関数の一種で、たいして難しくない」

蝉子さんの残りのコメントは概ね私と全く同意見ですよ。(^^)

あと(これはいずれどこかに書こうと思っているのですが)私のブログを見てくれた【英語好きの友人】はこうコメントしてくれました。

> 結局、「そういうもんだ」と丸呑みできる人間が、日本では「英語が得意」な人間になり、「なんでやねん」と突っ込んでしまう人間は英語が苦手になっていくのだろうな。
> ちなみにワタクシ。文法は死ぬほど嫌いです。ニュアンスだよニュアンスw

要するに我々は「丸呑みができない」ので、文法に頼らざるを得ないわけだと思っています。逆に丸呑みできる人間にとっては、なぜ丸呑みしないのかが分からないわけです。彼らにとっては丸呑みの方が簡単で楽だからです。(噛み砕く文法の方が苦しい)
我々にとっては逆です。丸呑みが苦しく、噛み砕くほうが楽なのです。

しかし大方の英語教師はそれが分からないはずです。だって丸呑みする人ばかりが英語教師になるからです。で、多くの英語教師は、丸呑みできる人にもできない人にも丸呑みを強要します。結果、英語好きはますます英語が得意になって好きになっていきます。そして英語嫌いはますます英語ができなくなって嫌いになっていくのだと思います。

私も仮定法は好きであります。
英語は苦手&嫌いであります。
ルールさえ覚えておけばいいって言うのが魅力の一つですね。
私なりに思ったのですが、英語の苦手な人ほど細切れにして見ているのではないでしょうか。
例えば全体をぱっと読んで分からない単語があってもなんとなく意味がつかめるのは英語の得意な人ですよね。
全体の感覚で読めちゃう・訳せちゃうので英語の得意な人は関係詞が得意なんだと思いますよ。
それに比べて苦手な人は(私も)英語を細切れにして、自分の必死で覚えたパターンに当てはめようとしているわけです。
後もう一つは英語の嫌いな人は記号として英文を見ている。のではないでしょうか?私もアルファベット恐怖症なのでわかるのですが。
感覚で読めないからこそ文法も数学のような状態にでとらえているのかもしれませんよ?
私だけかもしれませんが。
英語の好きな人→例文で文法を覚えている
嫌いな人→アルファベットを見たくないので日本語で覚えた文法で組み立てている
結論:英語が好きな人と嫌いな人はそもそも思考の回路が違う。
一寸極論?

>黒黒さん

いらっしゃいませ。カキコアリガトウございます。
m(_ _)m

can だけじゃあ「動詞」が無いですな。

黒ちゃんも英語得意かな?これを間違える人は、本当に得意な人の方が多いんですよw

canって思いました